役に立たないオマエ 公演情報 ブルドッキングヘッドロック「役に立たないオマエ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    見えてませんでした。反省。
    同じ舞台の感想を何度も書くなよと、自己ツッコミしつつ。
    本日の千秋楽を観て、前回見えてなかった部分だとか
    理解が追い付いてなかった部分だとかが出てきたので、
    どうしても書きなおしたくなって書きなおします。

    ただ、自分の発言には責任を持つべきとも思いますので
    前のは、残しておくべきと判断し、新しく書くことにしました。

    またコイツかよ!と思われてるみなさん。
    またアタシだよ。すまぬ。

    ネタバレBOX

    まずは、前回の辛口感想で、本当にキツイことを書いてすみませんでした。
    あの後、確かに主題も主人公もいないけど、
    この舞台において、そんなものは必要ないんだ ってことに気づきました。

    だって、この作品のタイトルは
    「役に立たないオマエ」なんだもん。

    誰に対して誰が役に立たないのかが、見えなくて酷評したけど、
    そうなんだよね。
    出演者全員が、役に立たないんだよ。
    この作品には主人公がいないんじゃなくて、一人一人が一人一人
    「役に立たない」という部分で主人公的要素を持っているんですよね。

    そんな訳で、至極計算されたよく出来た芝居なんだな、と。

    みんなが誰かを頼っていて、その誰かに対して使えない感を持っている。
    みんなが誰かに頼られているのに、役に立てずにいる。
    裏切ったりイラついて壊したりしながら、誰ひとり勝ち組がいない現実。
    その現実に置かれた自分に唯一気づいたという部分において
    やはり、新田間は特別なのだろう。
    複雑に絡み合う感情の中で、通じあう感情は一つとして無いという残酷さと滑稽さ。
    その事を、初見のわたしは何一つ理解出来ていなかった。

    11月の後編『とける(仮)』で、どんな展開となるのか、
    本日の千秋楽を観て、非常に興味がわいてきました。

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    2008/06/01 23:54

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