実演鑑賞
サンモールスタジオ(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.bull-japan.com/omae/
このタイトルいいなぁ 小劇場の芝居って、先入観も含め情報が本当に薄いので、 タイトルや題材への切り口って、非常に大きなウェイトをしめます。 このタイトル、センスいいですよ。 役にたたない...
期待度♪♪♪♪♪
0 2008/05/23 01:00
期間 | 2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日) |
---|---|
劇場 | サンモールスタジオ |
出演 | 小島聰、深澤千有紀、三科喜代、西山宏幸、寺井義貴、篠原トオル、永井幸子、猪爪尚紀、馬場泰範、山口かほり、藤原よしこ、喜安浩平、清水洋介(SpaceNoid)、岩堀美紀、黒木絵美花、伊藤聡子、佐藤幾優(boku-makuhari) |
脚本 | 喜安浩平(ナイロン100℃) |
演出 | 喜安浩平(ナイロン100℃) |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 3,500円 【発売日】2008/04/12 前売/3,200円 当日/3,500円 ☆平日昼割(5/28(水)14時の回)/2,800円(前売・当日共) 学割/2,500円(前売・当日共 ※公演当日要学生証) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 僕の同級生に彼女ができました。 二学期が始まって数日が過ぎた頃です。放課後の渡り廊下であいつは、僕のことをまるで年下の、部活の後輩でも見るような目つきで見やりながら、もじもじと打ち明けたのです。 「いやはや、楽しいわ毎日。」 運動は苦手だし、勉強もそこそこだし、美術部だし、幽霊部員だし、たいした性格してないし、そんなあいつのまばゆい笑顔! 僕は顔にこそ出さなかったけど心底あいつを蔑みました。だけどすぐ立ち直りました。あいつの彼女というのが、クラスの中でも下から5番目位の、一番微妙な感じの女子だったからです! ざまあみろ! いい気味だ! そんなあいつが僕のたった一人の友だちです。 あいつは、今度は僕の番だと言います。僕に彼女を作ってやるというのです。いい気になりやがって。だけどThankyou! 使える者は親でも使うが僕の信条です。どうか僕とあの子を結びつけてくれますように。 あの子は僕と同じ美術部員。放課後の美術室、あの子がこつこつと描きあげた油彩は、それはそれは見事な裸婦でした。いったいどうして裸婦を。いったいどうやって裸婦を。いったいどこの裸婦を! 僕の脳内はあの子と裸婦とでいっぱいで、裸婦があの子であの子が裸婦で! あの子が裸でやってくる! うわあ! 柔らかい! 凄い柔らかさだ! んあああああ!!! “裸婦”がこつ然と消えた事件は、風も冷たくなった秋の頃に起きました。あの子は一人、静かに泣いていました。 「チャンスじゃん。」あいつが僕にささやきました。 喜安浩平 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 【舞台美術】長田佳代子 【照明】斎藤真一郎(A.P.S) 【音響】水越佳一(モックサウンド) 【舞台監督】スズキサオリ 【音楽】西山宏幸 【映像】篠原トオル/猪爪尚紀 【衣裳】山口かほり 【演出助手】加納健詞(KENプロデュース) 【宣伝美術】オカイジン 【モデル】佐伯佳奈杷 【記録映像】吉良山健一 【スチール】nana 【映像操作】諸田奈美 【衣裳協力】森川美香 【WEB】寺井義貴 【制作】田中絵美(J-Stage Navi) |
二学期が始まって数日が過ぎた頃です。放課後の渡り廊下であいつは、僕のことをまるで年下の、部活の後輩でも見るような目つきで見やりながら、もじもじと打ち明けたのです。
「いやはや、楽しいわ毎日。」
運動は苦手だし、勉強もそこそこだし、美術部だし、幽...
もっと読む