排他的論理和の否定 - eXclusive Not OR - 公演情報 まごころ18番勝負「排他的論理和の否定 - eXclusive Not OR -」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    フェアでストイック
    9/1に、TT、FFの両方を観劇。
    舞台上できちんと殺人の方法を見せるフェアでストイックな舞台。
    観客の疑問点についても、作演、役者陣が丁寧に回答してくれるところも
    好印象。

    前回王子で公演した
    「錯惑の機序、或いはn質点系の自由度 The Slight Light Like Sleight of Hand.」
    とは違い、今回は大仕掛や複雑なトリックはなく、
    登場人物の心情や動機に焦点が当たっている印象を受けました。

    焦点の当て方も、TTとFFでは違い、
    TTは一般的ではない動機にゾクゾクし、
    FFはより万人受けする内容でグッときました。
    両方観ることで、より今回の舞台の奥域を感じることができたと思います。

    王子ではまごころ18番勝負は、ミステリィを中心にやるとのことなので、
    次回も自分が想像もつかないような物語を見せてくれることを
    期待しています。

    ネタバレBOX

    少し気になった点としては、探偵が遅れて登場することで、
    それまでの事件の経過を説明する必要があるのですが、
    そこが何度も観劇すると、冗長に感じました。
    (前回の王子での公演では、探偵も見ている前で事件が起こった)
    観客がもう一度反芻して内容を確認し、推理する時間にはなりますが、
    話の展開はそれほどないので、若干ダレる気がしました。

    後、劇団員の方々のレベルアップで舞台のベースがアップすると思うので、
    劇団員の方々のさらなる成長に期待しています。

    また、まごころ18番勝負初見だった方々で疑問などある方は
    若干の解説もあるこちらのまとめをご覧いただければと思います。
    http://togetter.com/li/558354

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    2013/09/23 09:29

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