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ケンジ先生
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演劇集団キャラメルボックス「
ケンジ先生
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★
銀河
面白い。90分。
ネタバレBOX
誕生日に100年前に創られたアンドロイド先生・ケンジ先生をプレゼントされたレミ(林貴子)は、先生とケンカして友人・ソラコ(笹川亜矢奈)の家へ行く。ソラコの姉・トシコ(渡辺安理)は売れっ子歌手だが、友人が死んだときも仕事をしていたことがきっかけで仕事がいやになっていた。レミの家に戻るも、トシコを追ってきた社長・シラキ(岡内美喜子)らから逃走を図り、川原へたどり着く。先生やレミの父・コウタロウ(三浦剛)が頑張り、トシコは一日だけ休みを貰う。レミらは先生を家におくことを決める…。
先生がいないので、皆PCでモノを知るという世界。アンドロイドだけど、人に教えることを幸せとする(人間らしい)先生と、仕事に追われ友人の死も悼めない生身の人間と対比させ、人間らしさを静かに強調する作品。
終盤のコウタロウや先生がボコられるシーンは、ベタながらも熱くなった(社長らも悪人じゃないんだけど)。切羽詰ると人間らしさを失いがちな人間にあって、どんな状況でも先生たろうと人間たろうとしたケンジ先生が眩しい。
あと、レミ役の林の笑顔も眩しかった(カーテンコールでまだ七時半ですってのも超嬉しそうな表情で良かった)。
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2013/09/22 21:47
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