満足度★
空っぽだった
あまりの内容の無さに呆然。
只々「僕たち楽しいですよぉ~!みんなももっと楽しもうぜぇ~!」みたいな空気が充満していた。
人数合わせで連れてこられたコンパで周りがすっごい盛り上がってるのに、自分は今ひとつ引いてしまって顔は笑ってるのに心の距離が開く一方、みたいな。
自分は何か期待するものを間違っていたらしい。
サイトの方に「岸田戯曲賞最年少でとります」とか書いてあったけど、この人達はそんなもの必要としてないし、とる必要もないし、とれないでしょう?なんでこれでとろうとか思うのか皆目分からない。
あと、別にこれはこの劇団に限ったことじゃないけど、何で踊る(というか只の振り付けでしかないんだけど)必要があるのか分からん。「何でも節をつけて歌えばミュージカル」みたいでどうも好きになれない。
あの中で、ちゃんと身体があって踊りとして観られるのはパパ・タラフマラの(で良いのかしら?クレジット無かったけど)池野さんだけだった。
総じて空虚な60分だった。
唯一の収穫は、「あー、東京でしか生きられない人達っていうのがいるんだなぁ」ということに気が付いたこと。
まあ、でもこれもまた「舞台」なんだよなぁ。