満足度★★★
確実に言えることはセグウェイがあるということだけなのだ。前回の衝撃のままに大いなる期待を持って観劇。生でセグウェイを見るのも初めてだったもので、若干ミーハー気分もあり。改めて感じさせられたのは、「物語」を持たない作品性だということ。むしろ、その語りは「感想」とか「提起」とかそんなものに近くて。日常と思考のパッチワーク具合がなかなか面白いのだが、終盤に向かって、いまいち尻すぼみになっているような気がするのだ。セグウェイの軽やかさが作品自体に乗ってこないのはちょっともったいない。「そこにあるもの」だけで魅せる難しさを感じさせられた。
ネタバレBOX
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2008/05/17 22:35
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