満足度★★★★★
情感を掘り下げた「ドレッサー」、好配役で成功この作品は、過去に二度拝見しています。いつも、座長は良くても、ノーマンに不満とか、その逆とかで、脚本が素晴らしいだけに、残念な思いの残る観劇体験でした。でも、今回の配役は、申し分なし。それに、三谷さんの演出も、座長と、付き人、妻、舞台監督それぞれの関係性を、深く掘り下げ、理屈でない、人情の機微を的確に描いて秀逸でした。声だけの出演者も含め、贅沢な布陣。大泉さんが、台詞の言い間違えをしたのは、ちょっと残念でしたけれど…。(奥様に向かって、「奥様にお知らせして来ます」と言ってしまわれたのが)
ネタバレBOX
0
2013/07/03 01:48
このページのQRコードです。
拡大