満足度★★★★
二部
やりすぎ感いっぱいの「壽曽我体面」
海老蔵の五郎が随所で笑いをとっていた。そんな役じゃないだろう。
菊之助がやりにくそうに見えたのは、気のせいじゃないはず。
海老蔵の顔だけは、お父さんに似てきてる。
一方、お父さんにちっとも似てない孝太郎の舞鶴が力入りすぎで痛々しい。
仁左衛門さまは、いつもどおり美しかった。眼福眼福。
「土蜘蛛」個人的にはよかった。松葉目物はたいがい寝るのに今回は眠くならなかった。
人間国宝姑同士共演は見応えあり。重々しい。いろんな意味で(笑)
勘九郎の時とは全く違う土蜘蛛だった。
その勘九郎は狂言で登場、やっぱりうまい。狂言では松緑もよかった。息子の前でいいところ見せている。
でもこの2つの演目で2万円ってのは高すぎるよね。