青葉の足音 公演情報 Jungle Bell Theater「青葉の足音」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    笑えて泣ける
    思っていた以上に素晴らしい作品!(びっくり仰天!)

    川に住む龍と下水に住む蚊(みずち)と川の生態を調べる国土交通省に勤めている3人とが上手く絡み合ったお話。

    だがだがしかし、だがしかし・・・。

    それだけではありません。。

    そこに人柱伝説が関わり、物語は二重にも三重にも伏線を張り、最終的には、その伏線が見事に一つにまとまるという、優れた本です。


    だがだがしかしだがしかし・・・

    それだけではありません!

    そこかしこに笑いのネタを仕込み、観客を離しません。

    笑いって好き嫌いがあると思うけれど、ワタクシはこの手の笑いは非常に好きです。。

    それから・・・・立ってるだけで、何とも味のあるハッカイがおりました。

    感動したいと思ってるあなた!お勧めですぞ!



    公演中なので、ネタバレBOXに。。

    ネタバレBOX

    今日こそは死のうと考えいつも橋の上から川を見つめるひとみ。

    ひとみは心に闇を持っていた。その闇とは孤独なことだ。

    来る日も来る日も、ここで朝起きて、顔を洗って会社に行って怒られてまた帰って来て、一人でご飯を食べるんだろなー。。

    と考えると生きてる意味が分からないのだ。。


    そんなひとみを見て青葉は声をかける。


    ひょんな事から、この国土交通省に勤める3人はこのひとみの部屋に上がりこんで、飲み始める。。
    そんな時、友達っていいな。。
    人と関わることっていいな。。今夜は久しぶりにゆっくり眠れそうです。。としみじみと、ひとみは思う。


    一方、蚊(みずち)はかつて自分たちが住んでいた清らかな美しい川を取り戻すために洪水を引き起こし、この村も全部流してしまおうと企む。

    その為に龍の目玉を奪い取り、闇を持った人間に隠そうとするが失敗して、青葉に隠してしまう。。


    ひとみは3人と関わるうちに闇は晴れてきたかのようになるが、3人の1人からふられ、失恋し、また闇は深くなってしまう。。


    そこで青葉は
    「ただ下を向いてぐちぐち言ってるだけじゃあダメだ!上を向いて笑ってなきゃあ。」と励ます。。
    励ましてる青葉にも当然の事ながら、過去に辛い経験を強いられることがいくつもあったのだ。

    ここで激涙!(><)


    話は遠い昔に遡り、人柱となって犠牲になった兄弟がお互いを思いやって、死んでいった経緯も語られ涙を誘う。。

    ここでのキーポイントは鈴だ。

    5日間なり続け、6日目の夜に静かに鳴り止んで死んでいった鈴と孝太。(滝涙!)



    最終的には龍と蚊と鈴と孝太が身をなげうって、洪水を止めたという、お話。



    いあいあ、聞くも涙。語るも涙。


    泣く子も黙る九龍川のお話でした。。




    追伸・・終盤にキョシン兵が出てきたのかと思ったらドラゴンでした!
    これ、ワタクシ的にはツボですねん。。



    2

    2008/04/25 18:45

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  • おーじ>はい。素晴らしい作品でした。
    会場では啜り泣きが漏れて、感動の渦でした。

    役者が吐く言葉が素晴らしいです。。
    言葉に感動ですわ。。

    はい、発掘する嗅覚は犬並みですねん(^0^)

    はい。参考にしなされ~~・・ってすんごく偉そう!(^^;)

    2008/04/26 09:35

    感動できる作品だったようで良かったです。

    本が良くて、笑いもあり、そして感動できる作品、ある意味、理想的ですね。

    それだけの素晴らしさながら、今回も口コミ、それ程多くない作品のようで、隠れた名作を発掘される嗅覚は相変わらず素晴らしい・・。

    レビューもそうですけど、「観たい!」、こちらも、いつも参考にさせていただいています。




    2008/04/25 23:07

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