TAKE-MITSU 公演情報 BB団「TAKE-MITSU」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    濃厚な2時間10分
    人生の妙味を心ゆくまで味わいたい。という言葉があるけれど、旗揚げ公演とは名ばかりで、非常にプロに近い劇団で、妙味は味わいまくり。
    感動しまくり。

    スピードのある展開で始終ワクワクし、笑いもお茶目でしかも戦うシーンも素晴らしかった。。

    この人たち、素晴らしいです!
    一人一人のキャラが濃くて個性が強い。
    脇は一人も居ません。

    よくもまあ、こんな役者、どこから連れてきたんでしょ!(・・!)


    えっと・・・理事長の愛人ペットを演じたジュリーはオトコ?
    オトコですか?(・・)
    名前が玉城祐規っていうのだから、オトコよね?
    なんつー愛くるしいんでしょ。。

    サタケナオトを演じた津金宏次のヒールっぷりぷり、本当に素晴らしい演技でした!目がイッチャッテました!


    いあいあ、どの役者も非常に素晴らしい!



    つくづく、舞台と言うのは脚本・演出・役者・音響・照明・衣装・・・それらが上手く絡み合い融合した時に最高の物語となるのですね・・。


    たった5日間の公演なんてもったいない。
    後で再演したら?(・・)



    ってことで、再演を見込んでネタバレBOXに。。


    ネタバレBOX



    西暦2374年。サンフロンティア高校での物語。

    世界はアンドロイドが支配し、人間はごくわずかしか生き残ってはいなかったが、その人間はアンドロイドの理事長の愛人ペットとして飼われている。

    しかし、アンドロイドの脳はホモサピエンス、つまり人間の脳だということが分かる。

    ヒトミは未来を予知する能力に長けていて、この世界はタケミツによって破壊される。と予言する。

    アリサはテレパシー特殊能力に長けていたが校長によって瞬時に破壊される。

    この校長が最もタケミツを欲しがっていた一人だった。
    タケミツを手に入れるということは、この世界の支配者になれる。に等しいのだ。

    いったい、タケミツとは?

    全世界のアンドロイドの一括制御装置のことで、博士が人類の存続の為に開発したものだったのだ。

    要はこのタケミツを持ったものが全アンドロイドを初期化することも出来るわけで、トーゼンのことながら、全アンドロイドの支配者になれる。。

    転校生のドウモトアツヒトがニンゲンを救う役割を担っているが、このドウモトの実の父親が校長のサタケなのだ。
    サタケは超機能性アンドロイドで、高名な科学者竹中博士の脳を移植して作ってある。

    サタケはタケミツを奪い取り逃げるが、それを阻止する為にドウモトはサタケと一緒に自爆装置によって、自らも爆破し、破壊する。

    かくして、サタケの自己犠牲によってタケミツもアンドロイドも、ニンゲンも無事だったが、ヒトミはサタケを想って言うのである。

    『私がもしヒトだったら、おいしい物をいっぱい食べてみたいです。味覚機能をフル稼働させて満腹中枢の刺激を味わってみたいです。

    私がもしヒトだったら、好きな人と抱き合って眠ってみたいです。充電スポットで死んだように眠るのではなく、好きな人の温もりを感じながら、その人と歩く銀杏並木の先に広がる青い空を夢見て眠ってみたいです。

    私がもしヒトだったら、赤ちゃんがほしいです。私しか頼れるものがない、無力で無邪気で無垢な笑顔をこの胸に抱いてみたいです。

    そして、私が、ヒトじゃなくても、400年の時を遡(さかのぼ)り、人類の世界を見てみたい。素晴らしいあなたが生きていた素晴らしい世界を授かった、五感の全てを駆使して感じてみたいと願っています。』





    出来る事ならもう一回観たいです。。


    4

    2008/04/22 09:33

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  • ( ´;゜;ё;゜).;'.、.;'.、ゴフッ!!
    珍しいね~、おーじが忘れるなんて・・。

    すんごくすんごくすんごく良かった~(*´ー`*)ウットリ
    幸せ。。

    次回、6月ごろ、公演すると思います。
    その時は見逃さず観たら?

    今回の芝居は再演するかどうか解らないけれど、再演したらまた観たい作品です!(´ー+`)キラッ

    2008/04/23 20:22

    あ、この公演、さるしげろっくさんが関わってたんですね・・・。

    しまった・・。

    そういや話題にのぼってましたね・・。

    あ、不覚・・、見逃しちゃいました・・。

    う~ん・・、残念・・。

    2008/04/23 19:56

    おーじ、さるしげろっくの脚本と演出、珍しく見逃したの?(・・)

    ZINKIと同様、非常に素晴らしい作品でした。

    逆転逆転、また逆転って感じで非常に洗練された本でしたよ。
    また、しげるの演出も素晴らしかった。
    映画を観てるような感覚でした。
    前作より数倍もいい作品でしたよ。
    身を削って書いたのかも。ろっく。(^0^)

    残念でしたね~。。
    ワタクシは幸せを感じた時でした。
    この作品を観る事ができて・・。(^^)

    2008/04/22 13:32

    またまたフルマーク、先週は充実した作品が多かったみたいですね。

    旗揚げ公演とは言っても、他で経験を積んだ方ばかりなんでしょうね。
    レビューからは非常に洗練された雰囲気が感じられます。

    元々SFは、(読書など)余り得意じゃなかったのですが、お芝居で未来を舞台にした作品を観るようになって、だいぶ親しみを感じるようになりました。

    再演があれば、自分も観てみたいですね・・。

    2008/04/22 11:31

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