鉄火のいろは 【観たい!コメントorツイッター呟き で特製バッチプレゼント☆】 公演情報 蜂寅企画「鉄火のいろは 【観たい!コメントorツイッター呟き で特製バッチプレゼント☆】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    紅葉
    面白い。

    ネタバレBOX

    人気絵師・月岡(安田徳)が過去の記憶を語る。

    地震による大火事が発生した江戸で、旅館の娘・おふじ(山口紗貴)が死ぬ。それから10年程経って、月岡の前に幽霊となったおふじが現れる。そんな幕末の混乱期、新政府軍と彰義隊との闘いが上野にて始まる。火消しの常五郎は、おふじを失ったことや尊敬する神谷(若宮亮)の死より彰義隊への参加を決意するが、新政府軍に追い詰められる。そのピンチにおふじが火消しの鐘を打ち鳴らし、友人の火消し・鉄次(福島慎之介)が加勢するが…。

    前半の展開がややまどろっこしい。喧嘩や殺陣シーンは、全編通して迫力もあってよいけど、人数多いせいかテンポが鈍いと感じた。
    火消し(れ組?)と神谷、神谷と徳川、の関係性が絡んでくるところから面白さが増した。神谷を演じた若宮がいい存在感を出してたせいかな。

    月岡以外に見えないおふじとか部外者の月岡が、時代を生きている人物(鉄次とか旅館の面々や彰義隊の人間とか)にどこまで影響できたのかが、ちょっとピンと来なかった。鐘を打ち鳴らすシーンとかよかったけど。死んだ人間が生きている人間に作用できない的なセリフもあったけど、際立ったものが感じられなかった。群像劇なつくりのせいか、特異な存在である二人が、そこまで魅力に感じられなかったとこは残念かなと思う。

    とはいえ、演技的にダメだったワケでなく、終盤の戦争シーンのテイストとか紅葉をテーマにした演出は好き。衣装も良かった。

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    2013/03/31 18:08

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