満足度★★★★
したたかに凱旋。固有名詞の羅列、ギャグの応酬といった台詞ひとつひとつの情報量の多さ。だからこそ、柿は非常にドメスティックな団体であると思っていた。フランスで本当に公演として成功を収めたのか、正直、疑心暗鬼だった。だが、一目見て、大いに納得した。なるほど、柿は、中屋敷は実にしたたかに勝ち戦をしてきたのだ。その方法により、今までの柿以上のドライブ感を体感できた。だが、さらに切れ味が増した時、どんな体感を生むのか、興味深い。早期の再演、またはこの方法への可能性を期待し、星を一つ落としておく。
ネタバレBOX
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2008/04/14 23:16
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