カエルの魔女とネズミの王子【閉幕御礼!】 公演情報 劇団やぶさか「カエルの魔女とネズミの王子【閉幕御礼!】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ファミリーむけな
    全員女性の公演でした。宝塚っぽさは全くなく、おとぎ話がテーマだったこともあり、正統派子ども劇という感じです。
    ご都合主義とか王道とか、有りなので、子ども向けの劇OKな人の方が何も考えず楽しめると思います。

    ネタバレBOX

    観客は男女比1:1で色々な年代の方が居ました。うまく纏まっててメッセージもストレートに届く内容なので、もっと小学生とかにも見てほしいなぁと帰りがけに思いました。

    ストーリーは簡単に言えば、北の国と南の国の呪いを、王子が旅をしてちょこっと成長して、解くというものです。虐められる醜いカエルの女の子と、馬鹿にされるネズミの王子、カエルの少女の方が割りに合わない感じで健気でしたが、脚本家の方はこちらに自分を投影されたんじゃないかなぁと思いました。

    呪いによって国民が全員動物化していて、頭に飾りのようにつけている仮面が、とても素敵でした。アニメチックな色とりどりの衣装と、B4用紙を絵本のように折ったパンフも可愛かったです。舞台美術の絵が学芸会的だったのですが、段差とかを役者が縦横無尽に使っていたのが良かったです。

    怪盗黒猫の口上「金銀財宝…」は小気味良い。ゴキブリシーンで「ズキューン」も笑いました。始まってからどんどんクロウ魔女さんのオバサマっぷりに魅了されていったのですが、宮廷仕事を「辛い…」というところが大爆笑で、一番好きです。

    蛇兄弟も、本当に兄弟に見え、頼もしい仲間でした。帰りがけは、男性客が「サラマンダー、登場した時から一番イケメンだと思った」と盛り上がってるのを耳にしました。

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    2013/01/22 23:28

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