カエルの魔女とネズミの王子【閉幕御礼!】 公演情報 カエルの魔女とネズミの王子【閉幕御礼!】」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 満足度★★★★★

    やぶさかの本分
    充分な大きさの劇場で、役者二十名の大所帯。そして、やぶさかさん十八番のフェアリー・テイルもの、とくれば、もはや垂涎もの。
    ストーリーは、主人公である少年を中心に据えているため低年齢向けではあるが、少年の成長譚として王道をいくまとまった内容。何より、大人数を活かした演出が光る。役者も年齢を問わず、輝く表情で魅せてくれる。
    この二時間のお伽噺に情熱を傾け、銭を掛け、真面目に、お馬鹿をして、楽しみ、楽しませることこそ、やぶさかさんの、いや劇団の本分なのだな、と改めて実感。

  • 満足度★★★★★

    センスいいんじゃね?
    ファンタジックなアドベンチャーを装いつつも芯には容姿のために引っ込み思案な少年の成長を据え、程好い笑いも交えながら緩急のリズムを心得て語られるストーリーはディズニーかジブリ作品の舞台化の如し。
    また、傘を使った飛行・落下シーンの表現や花道を使うなどの演出も巧み。
    さらに各動物をモチーフにした衣装は秀逸で登場人物名もユーモラスだし、あれこれセンスがイイんじゃね?。

  • 満足度★★★★

    好っきやで~
    非日常的な感覚が味わえるこの劇団。いつもキラキラと元気を貰えます。
    ハッピーエンドがお約束だから?はたまた、サービス精神の塊だから?

    今回も満員御礼でコアなファンと思われる方も回りにチラホラ。
    なにかしらのマニア向けな面もあるのかな~

    ま、好きなモンは好き!いいじゃん贔屓目で(笑)
    マンガ的・冒険活劇好きな方にお薦めです♪

    ネタバレBOX

    カエルちゃんとネズミくんがとても可愛かった。
    全員アニマルをお面で表現。みんな素敵でした。
    (*^_^*)はぅぅ・・・ドストライク!!
  • 満足度★★★★

    ファミリーむけな
    全員女性の公演でした。宝塚っぽさは全くなく、おとぎ話がテーマだったこともあり、正統派子ども劇という感じです。
    ご都合主義とか王道とか、有りなので、子ども向けの劇OKな人の方が何も考えず楽しめると思います。

    ネタバレBOX

    観客は男女比1:1で色々な年代の方が居ました。うまく纏まっててメッセージもストレートに届く内容なので、もっと小学生とかにも見てほしいなぁと帰りがけに思いました。

    ストーリーは簡単に言えば、北の国と南の国の呪いを、王子が旅をしてちょこっと成長して、解くというものです。虐められる醜いカエルの女の子と、馬鹿にされるネズミの王子、カエルの少女の方が割りに合わない感じで健気でしたが、脚本家の方はこちらに自分を投影されたんじゃないかなぁと思いました。

    呪いによって国民が全員動物化していて、頭に飾りのようにつけている仮面が、とても素敵でした。アニメチックな色とりどりの衣装と、B4用紙を絵本のように折ったパンフも可愛かったです。舞台美術の絵が学芸会的だったのですが、段差とかを役者が縦横無尽に使っていたのが良かったです。

    怪盗黒猫の口上「金銀財宝…」は小気味良い。ゴキブリシーンで「ズキューン」も笑いました。始まってからどんどんクロウ魔女さんのオバサマっぷりに魅了されていったのですが、宮廷仕事を「辛い…」というところが大爆笑で、一番好きです。

    蛇兄弟も、本当に兄弟に見え、頼もしい仲間でした。帰りがけは、男性客が「サラマンダー、登場した時から一番イケメンだと思った」と盛り上がってるのを耳にしました。

  • 満足度★★★★

    ぶれない
     女性ばかりの劇団なのだが、人間が人間として生きる為に必要な価値観のブレが無い為、作品自体に収束する力があり、メインプロットに対するサブが、自然にコミットしてくる。小気味の良い舞台である。個々の役者のレベル差は無論ある。所作にも、未完成な点はある。然し、これらの欠点をカバーする一所懸命な姿勢と、細かい動きや小道具、誰もが育つ環境の中で感じてきた悔しい思いなどを丁寧に紡いでいて好感を持った。衣装にも随分工夫を凝らしている。今後も精進して、良い舞台を創って欲しい。

  • 満足度★★★

    勢いがすごい
    劇団のパワーというか、波動を感じました。ただ、観客との一体感が「いまひとつ」のように思えました。(初回だったからかも)
    後方の席で観劇したのですが、台詞が少し聞こえ難い感じでした。役者さんも
    良い感じの雰囲気なだけに惜しかったです。

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