満足度★★★★★
やぶさかの本分
充分な大きさの劇場で、役者二十名の大所帯。そして、やぶさかさん十八番のフェアリー・テイルもの、とくれば、もはや垂涎もの。
ストーリーは、主人公である少年を中心に据えているため低年齢向けではあるが、少年の成長譚として王道をいくまとまった内容。何より、大人数を活かした演出が光る。役者も年齢を問わず、輝く表情で魅せてくれる。
この二時間のお伽噺に情熱を傾け、銭を掛け、真面目に、お馬鹿をして、楽しみ、楽しませることこそ、やぶさかさんの、いや劇団の本分なのだな、と改めて実感。
満足度★★★★★
センスいいんじゃね?
ファンタジックなアドベンチャーを装いつつも芯には容姿のために引っ込み思案な少年の成長を据え、程好い笑いも交えながら緩急のリズムを心得て語られるストーリーはディズニーかジブリ作品の舞台化の如し。
また、傘を使った飛行・落下シーンの表現や花道を使うなどの演出も巧み。
さらに各動物をモチーフにした衣装は秀逸で登場人物名もユーモラスだし、あれこれセンスがイイんじゃね?。
満足度★★★★
好っきやで~
非日常的な感覚が味わえるこの劇団。いつもキラキラと元気を貰えます。
ハッピーエンドがお約束だから?はたまた、サービス精神の塊だから?
今回も満員御礼でコアなファンと思われる方も回りにチラホラ。
なにかしらのマニア向けな面もあるのかな~
ま、好きなモンは好き!いいじゃん贔屓目で(笑)
マンガ的・冒険活劇好きな方にお薦めです♪
満足度★★★★
ファミリーむけな
全員女性の公演でした。宝塚っぽさは全くなく、おとぎ話がテーマだったこともあり、正統派子ども劇という感じです。
ご都合主義とか王道とか、有りなので、子ども向けの劇OKな人の方が何も考えず楽しめると思います。
満足度★★★★
ぶれない
女性ばかりの劇団なのだが、人間が人間として生きる為に必要な価値観のブレが無い為、作品自体に収束する力があり、メインプロットに対するサブが、自然にコミットしてくる。小気味の良い舞台である。個々の役者のレベル差は無論ある。所作にも、未完成な点はある。然し、これらの欠点をカバーする一所懸命な姿勢と、細かい動きや小道具、誰もが育つ環境の中で感じてきた悔しい思いなどを丁寧に紡いでいて好感を持った。衣装にも随分工夫を凝らしている。今後も精進して、良い舞台を創って欲しい。
満足度★★★
勢いがすごい
劇団のパワーというか、波動を感じました。ただ、観客との一体感が「いまひとつ」のように思えました。(初回だったからかも)
後方の席で観劇したのですが、台詞が少し聞こえ難い感じでした。役者さんも
良い感じの雰囲気なだけに惜しかったです。