満足度★★★★
野の上「東京アレルギー」観ました
前作「ふすまとぐち」三重公演を見逃したのと、愛知芸文20周年記念「金の文化祭」でお世話になったくにおーじが客演、というので観に行きました。
前後半の言語の現実との入れ違いは、主人公の周囲への主観的感覚か。精神と身体の、拒絶反応の連動。前半での恒常的、後半でのじわじわ迫り来る圧倒的な孤独感や絶望感。それを絶妙な間合いと観察力で、しょうもない笑いに乗せて見せつける。ラストの輪舞では涙しそうに。爆発力に限らないパワーが充満した、おそらく東京では作りにくい舞台。
客演・くにおーじが、何気にやりたい放題(笑)「金の文化祭」の私のような立ち位置。。。