満足度★★★★
見応えあり!「群像劇」というだけあって、各人物の場面ごとの感情の動きが細かく表現されていて見応えがある。また、「小劇場楽園」の独特な空間をうまく使っており、各場面の情景が思い浮かぶようだった。照明も的確で、音楽も時代の雰囲気をよく出していた。そして(作家の力は言うに及ばず)何よりも、役者の演技力がこの物語を引っ張っていた。あえて欲を言えば、熱演というより過度な演技と思われる場面が見受けられ、一部の観客には「置いてけぼりにされた」と感じる場合もあるだろう。
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2012/11/24 01:30
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