ホーンテッドアパート 公演情報 Swanky Rider「ホーンテッドアパート」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    ご神体降臨!(^0^)
    いやはや、神とは居るもんです!(笑)

    非常に素晴らしい!


    この一言に尽きます。

    以下はねたばれBOXにて。。(2009・2・23に閉じ込みました)








    ネタバレBOX


    とあるアパートに新婚夫婦が住んでおりました。(日本昔話風)
    突然、夫が雪山で遭難します。

    残された妻の近辺に起きる奇怪な現象とそのアパートに住む人達の情景を描いた作品。

    そう!・・・ダ~リンは魔女だったのですっ!(違っ!)



    まずオープニングダンスでこの屋敷には幽霊がいるぞ!と思わせます。(非常に素晴らしいダンスです。)


    物語が進んでいくうちに、ここに住み着いている幽霊達はこの世に思い残した事があって成仏出来ないと解ります。

    そこで登場するのがインチキ霊媒師の乙花(金子あずみ)です。


    この霊媒師が実にいい。。
    自分が霊媒師なのに、本当にこのアパートには幽霊が居る!と解るやいなや、霊媒師は狼狽します!( ´;゜;ё;゜).;'.、.;'.、ゴフッ!!


    ここからの霊媒師の仕事っぷりぷりが実に楽しい!(^0^)
    笑いどころ満載でした。

    霊媒師は本当に幽霊が居ると解って逃げ出したくなりますが、周りの人達の突っ込みでそうはいかなくなります。


    周りの人の質問に「成仏しても時々この世に戻って来ます!」とか、自分自身もオカシイと思いながらトンチンカンな答えで逃げ切ります。(´- `)フッ


    更に本物の幽霊の声が聞こえ、幽霊に強要され、恐る恐るその仲介をします。(´ー `)フフッ
    その表情が非常に素晴らしいコミカルな演技なのです。


    更に更に・・自分の意思とは関係なしに幽霊に踊らされる場面では嫌々しながらも勝手に手や足が動いてしまうさまを、丁寧に上手にオモチロオカシク演技します。

    いあいあ、非常に素晴らしい女優さんです!(´ー+`)キラッ


    ワクワクドキドキする芝居というのは展開も速いです。
    観客を飽きさせない手段を心得てるのでしょうね~。。


    この本を書いた北方章裕を尊敬します。(´-ノo-`)ボソッ...




    場面は夫の行方が未だに解らない妻の方に移ります。


    妻は夫が居なくなって初めて夫の存在価値に気が付きます。

    今まで妻の自分をしっかり受け止めていてくれた夫に対し、もっと優しくしてあげれば良かった。
    もっと、大切にしてあげれば良かった。と、淋しがり屋で我侭な妻は後悔します。


    劇中、「淋しがりやと我侭は相関関係にあります。」というセリフ。

    淋しがりやは、「私を解って!淋しいから受け止めて欲しい!」と要求はどんどんエスカレートしていくらしいけれど、これってニンゲンの本質ではなかろうか?

    淋しがりやじゃあなくても、殆どのニンゲンは自分を理解して欲しい。受け止めて欲しい!と密かに思ってるのでは?


    その要求を言葉に出して言える人とそうでない人が居るだけで、本質は変わりないかと。

    そういう意味においては、生きてる人間も彷徨いながらも存在している幽霊もやはり本質は同等なのでした。



    淋しがりやの妻は夫が居ない日々に絶望し自殺しようと考えます。

    そこに霊媒師が登場し、新妻を説得し励まします。


    希望に繋がる明日を見つけよう!
    昨日よりも明日の方が楽しいと思える瞬間を見つけよう。
    どんな事があっても這いつくばって生きていこう。

    ドバーッ(┬┬_┬┬)滝涙 !!




    一方で、ずっと苛められていて友人が居なかった幽霊やかつての自分の家族が心配で成仏できなかった幽霊達はそれぞれの思いが遂げて成仏します。(T∇T)



    いやはや、素晴らしい芝居でした!
    愛とダンスと感動に満ちた芝居です。





    辛い事を一緒に乗り越えるのが愛だ!(^0^)




    そうだ!そうだ!その通り!!(建前)


    だがだがしかしだがしかし・・あんまり辛すぎるのもね~。。(本音!)


    6

    2008/03/11 01:01

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  • おーじ>バイオリンのコンサートでしたか・・。ソロでしたか?
    曲目は何を?
    ゴダイゴ・・・懐かしい響きですわね。


    ってか、おーじ、春日裕美さんって、どの役をやった方?(・・)
    パンフにはキャストしか載ってなかったよね?

    どの女優さんか知りたい。。

    2008/03/11 20:54

    ハイ、金曜はバイオリンのコンサート、土曜はゴダイゴのコンサートに・・・。
    クラシックもポップスもロックも、音楽は大抵どのジャンルも好きです。

    なるほど、夢現舎さん、みささまのレビューには感激されたのでしょうね。
    狂気はエネルギーとしては最大限のものでしょう。
    更に昇華した夢現舎さん、次の公演が楽しみですね・・。

    2008/03/11 20:47

    おーじ>観劇ではなく、コンサートを聞きに行ってきたのね?今回は何を?
    ここのこりっちにも音楽のレビューが書けるといいよね?

    おーじはどちらかというと、音楽の方が専門だものね~(^^)


    無現舎さんの内容はこりっちの長い『観てきた!』投稿に対して、感謝のお手紙でしたよ。
    あんなにテンションの高いままの感想を頂いたのは初めてで、皆で大喜びしたとの事でした。
    旗揚げから「難しい、解りづらい」といわれ続けたらしく、こんなにダイレクトに感じてもらえるとは少し戸惑ったくらいだったとのこと。

    今回、妖怪と書いてもらった狂った人間達。実は演出家からは、まだまだ足りない。もっと狂え!と言われています。狂気はニンゲンの最大の魅力と考えている夢現舎です。
    英国エジンバラフェスティバルで武者修行して参ります。そして、次にお目にかかれる時には、今回以上の狂いっぷりをご覧いただこうと思います。       春日裕美


    って。おーじ、春日裕美さんってどの役をやった方?
    役柄とキャストが載ってなかったでしょう?どの役を演じた方か、解る?(・・)


    それにしても・・・ワタクシと深く関わる劇団ってみんな武者修行にでるよね?
    地球割りのしんろくもそうだけれど。。

    きっと何年か経って、物凄く大きくなるんだろうね~、そんな気がします。

    今回の夢現舎もそうゆう意味では普通ではない。狂ってる!(^0^)
    で、ワタクシ自信もそんな狂った人達が大好きですねん!(^0^)


    2008/03/11 18:25

    ハイ、幽霊は白装束、降臨する際の効果音、幽霊達のダンスなど、よく考えられたお芝居だったと思います。
    ええ、本もよく練られていました。
    霊媒師乙花さん、一際ユニークな個性が光ってましたね。

    自分は先週木曜に観劇しました。
    とても感激してすぐアップするつもりだったのが、金曜土曜と連日コンサートに出かけていて、ちょっと遅くなってしまいました・・。

    でも、みささまの詳細なレビューを読んで、また感激のシーンが蘇りましたよ。
    良い作品は記憶にも長く残りますね・・。

    あ、無限舎さん、どうでしょ・・。
    ウチにも来てるのかな・・・?

    2008/03/11 18:00

    おーじ>良い芝居と言うのは人を幸せに導く力があるから素敵です。。
    こういう素晴らしい作品に出会えるとテンションの下がらないうちに劇評を書かなきゃ!と感じて、他を後回しにしても早めにUPしたくなります(^0^)

    なんといってもあのスピード感はたまらんでしょう?(^0^)
    ダンスもめちゃめちゃ楽しい!

    やはり、芝居は本ありき。なんでしょうね~。。

    あの霊媒師は反則ですわっ(^0^)
    あんなコメディ、見せられた日には次も観たくなるのは当たり前ですやん!(^^;)

    あの、大げさなインチキ芝居っぷりぷりも堂々たるもので素晴らしかったですよね?
    おーじ、貴方いつ観たの?

    先週は他にも観てるでしょう?UPして。。

    ところで劇団夢現舎からお手紙が届きましたよ。。
    筆ペンで書かれたような文字でした。

    貴方のところには?届きましたか?

    2008/03/11 16:53

    この作品は自分も観ましたので、臨場感溢れる劇評を読んで、一週間も前に観た作品なのに、改めて感動が蘇ってきました。

    とても素晴らしかったですね。

    キャストのレベルも高いし、スピーディな展開、挿入するダンス、音楽もいい。

    話の展開も面白いけど、波のように何度も押し寄せるクライマックス、泣かせどころをしっかり押さえているのは、この本を書いた方が、ツボの押さえ方をよくご存知なんでしょうね。

    イケメン二人の泣き顔も良かったけど、やはりあのコミカルな霊媒師、乙花さんが何とも言えずいい味を出しています。

    いかにもインチキ臭い登場の仕方なんだけど、実はとってもいいヤツなんだって言うのもいい感じ。

    脚本、キャスト、演出、作品を構成する個々の要素が、とても高いレベルでバランスが取れていた作品だと思いました。



    2008/03/11 14:59

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