満足度★★★★
小説を読んでいるようなお芝居
小説を読んでいる様な静かな日常を具象的に描いたお芝居♪
まるで辻仁成の小説みたいな空気感…
役者さんは3人だけですが落ち着いた自然な演技で
穏やかな世界観を創り上げています♪
今回の作品は今までの公演の中でも静かなお芝居らしい⁉
話も淡々と進みながら少女の絵や先生に対する
悩みや葛藤などの複雑な心境を会話や表情で伝えています
書きたいものしか描かないちょっと変わっているけど
絵が大好きで芸大を目指して浪人を繰り返してる青年も
話の中でアクセントになっていて雰囲気を和ませてくれます(^^)
そこに緩やかな時間が流れて、人間の心情が伝わる優しい作品
分かりやすいお芝居なので仕事帰りのサラリーマンの人とか観にくるらしい♪
(アフタートークで話されてました)
関西ではあまり見かけない感じで次の新たな小説のページを巡りたい気持ちにさせる劇団
多分これはクセになる…(^^;;