期待度♪♪♪♪♪
ミシェル・トゥルニエの「魔王」なんかもそうだけど・・
第二次世界大戦の殺戮と狂気の時代を扱った作品には、
常軌を逸した作品が多い・・。
ユーゴの時のように、
今のシリアとかでの戦火を潜り抜けた人々も将来、
優れた作品を作り上げるんだろうか・・。
ジャングルの地獄から逃げ延びてきた多民族の坩堝になった
キンシャサの音楽なんかを聴くと、
暴力の時代の後には、
人びとの心に何か凄いエネルギーが溢れるようにも思える。
「皆殺しの天使」は、きっといつの時代も、どこの国にもいる(恐ろしいことだが
最初は、それが誰だか分からない(ひょっとしたら、そこにいる全員かもしれない
しかし、やがて時代が血の赤に染まるころ、
吸血鬼が誰なのか、皆が気づき始める。
常に注意ぶかくいよう。
眼の奥に、悪魔を宿す人間がいる。
文学が、その狂気に注意を払うのは、むしろ必然のように思えるんだけれど(特に今の時代は
・・とりとめもなくてスミマセン(汗