スペーストラベラー ~LOVE is in the Mother Ship!~ 公演情報 スーパーグラップラー「スペーストラベラー ~LOVE is in the Mother Ship!~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    一人サッカー
    チケットプレゼントにて鑑賞。後半いい感じになった。

    ネタバレBOX

    地球から「次世界」へ多くの移民を乗せ、「宇宙船地球号」が出発する。地球号を管理しているのは、マザーマリア(竹村千穂)だが、マリアが侵入者からのウィルスを受けるところから船内が混乱し始める…。

    侵入者らの話から、この船の人間は一人しか次世界へ行けないことがわかる。地球号は移民船でなく、選民船ということか。結果は、ヤマオキがマリアの子・卵子(原嶋あかり)と一緒になり?、次世界という現世界に似た世界で、マリアと謎の男(郷本直也)と似た夫婦の子として生まれる…という話。移民の話が地球の環境汚染等、人類を原因とする問題からの逃走でしかないとすれば、人類をそのまま移動させても繰り返しになる…という発想を人類の上層部がしたのかマリア等のコンピュータがしたのかわからないが、とにかく人類の再生を目論んだ計画なのだろうなと。ラスト、子として生まれたヤマオキの周りに、人類の普通の生活が溢れている描写がとても良いと思った。

    観客を地球号の乗客に模し、公演案内や渡航ガイドなどの配布をするのもOKだが、若干クドいし、時間を取りすぎな気がした。程度の問題だけど、本編が始まるまででちょっとダレてしまいそうになる。
    ドリームシアター(あなたの夢を叶えます)みたいな、コントも嫌いじゃないけど、話の進行に織り交ぜてやってくれると嬉しい。ちなみに笑いの箇所は、もっと調整をして質を上げてほしい。演者の力量って問題もあるけど笑いにくい。ネタが若干上の世代向けだったからかしら。ついでに、物販の案内もほどほどでお願いしたい。
    こんな感じの前半を整理して、後半の混乱やメモリボールのくだりを厚くしてくれる方が好み。(てか、子として生まれたヤマオキはメモリボールをどうしたのかしら)

    あと、早口だと聞き取りにくい場合があったのも、頑張って欲しいところ。

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    2012/07/28 23:41

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