錯惑の機序、或いはn質点系の自由度 The Slight Light Like Sleight of Hand. 公演情報 まごころ18番勝負「錯惑の機序、或いはn質点系の自由度 The Slight Light Like Sleight of Hand.」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    終演後も楽しめる。
    孤島、密室と王道の本格ミステリを舞台で見られて本当に面白かったです。
    2時間弱の間に、凄い密度、濃度で話が詰め込まれていて、
    素晴らしい脚本だなと思いました。
    また、終演後も舞台の内容を反芻して、トリックの細部を考えたり、
    推理を巡らせたりして楽しめるのも非常に良いと思いました。

    個人的にはミステリは難しすぎても、簡単すぎても
    舞台としては面白くないと思うので、
    そのバランスを取るのが非常に難しかったのではないかと思います。
    今回はとても良いバランスで、そこに「まごころ」を感じました。

    次回公演は新人公演とのことですが、また待山氏の脚本・演出ということで、
    どんな内容になるか楽しみにしております。

    ネタバレBOX

    八木崎嵐山役の大久保藍子さんがとても印象に残りました。
    推理させる側、ミスディレクションを仕掛ける側は凄く難しいと思いますし、
    また、マジック(縛る・消える)を一発勝負の中、見事にやりきった点についても、
    本当に素晴らしいと思いました。

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    2012/07/09 22:31

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