短編劇集 vol.2 夏カフェ『夏いろいろ』 公演情報 劇団桃唄309「短編劇集 vol.2 夏カフェ『夏いろいろ』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    濃厚な2芝居
    友人の紹介で観た。

    カフェ公演と聞いていたが、
    入ったとたん、まずは模擬店ぽいカフェスペース
    まわりにたくさんの店員が
    どうやら店員はみなさん役者さんのようでした。

    お茶とビールケーキを購入。

    味はちゃんとしたカフェなみだった。
    美味しかった。

    2本の作品は、どちらも男女の2人芝居。
    (桃唄309の方はちょい役で他にも出るが)

    ネタバレBOX

    1本目 みきかせworks
    烏色の夜を行け
    学生時代に、一人の男を介して付き合いのあった男女が、
    男の死をきっかけに再会する。

    前半は重い感じで寝るかと思ったが、
    中盤からカラスの行動をきっかけに男女の関係が変化する。
    最後の二人で叫ぶシーンは、笑いと共に涙が滲んだ。
    あまりない設定と役者の集中力が凄い。

    2本目 桃唄306
    ずっと待ってる

    夏のオープンテラスで、思い出話をする男女。
    他の人には、カップルには見えないと言うところがみそ

    最初は女が死んでいると思った
    男のテンションの高さが悲しみの大きさを表しているのかと
    思ったので。

    でも死んでいたのは男。
    女は母親も巻き添えで死んでいて、ひとりぼっちで待っている。
    爽やかさと相手を思いやり続ける男女の言葉が涙を誘う。

    短編集としては、とてもいい組み合わせ。
    長さも良かった。

    他のプログラムも観てみたい。

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    2012/07/06 20:43

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