細川久恵オルガン・リサイタル Image ―おもかげ― 公演情報 新オルガンプロジェクト 光・風・音「細川久恵オルガン・リサイタル Image ―おもかげ―」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    なんだかなー
    たぶんKAATで手に入れたチラシを見たのだと思う。
    パイプオルガンのコンサートで、「横浜フランス月間2012」の一環に行われ、フランスのコンテンポラリーダンスも見られると。
    「オルガン、舞踏、映像による新たな表現の試み」なんていうコピーで。

    ネタバレBOX

    で、会場に入ってまず驚いたのは、2000人規模のホールで、観客は300〜400人程度であろうか、見ていて切なくなるほど入っていなかった。

    まあ、それは脇に置いておいて、やっぱりパイプオルガンの演奏だ。
    演奏者がパイプオルガンの前、つまり、かなり上のほうに後ろ向きに座り、よく見えない。地味。
    演奏はと言うと、「?」と一瞬我が耳を疑ったが、ミスタッチがある。1回2回ではなかったと思う。聞き間違いかと思って、後で同行した者にも聞いてみたたが、やはりミスだったようだ。
    これはツラい。

    照明は、最初はあまりにも少なくやや落胆していたが、後半に従って美しくなってきたが、それもずっと同じイメージなので、どうかな、と思った。

    そして、ダンスである。
    普段はオーケストラが揃う舞台の上にただ一人踊る姿はカッコいいのだが、休憩入れて約100分ぐらいの中でわずか3曲のみ、しかもすべて1人だけで踊る。
    最初はよかったのだが、1つのパターンのように見えてしまい残念であった。

    しかもダンスが始まると、メインのオルガンは単にBGMになってしまう。

    パイプオルガンのコンサートを約2時間近く聴いたのは始めて。
    確かに楽器自体のインパクトは凄いと思うが、できることが限られているので、ダンスや照明がなかったら厳しいものだったかもしれない。

    全体の構成を考えて「見せる」ことを、もっときちんと考えるべきではなかったのか。
    単にコンサートということでないのならば、演出する人が必要ということ。
    あと、器楽演奏、しかもソロでのミスタッチは辛すぎる。

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    2012/06/23 06:50

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