満足度★★★★
シンプルさが良かった
がらんとした舞台に「ふたりずつ」キャラたちが登場し「世界的にブームになっている謎の動画」を、スマホで、あるいはノートPCで眺めて、その謎を追及する。
同じ時間軸と世界にいる人びとが、実際に触れることなく会うことなく各々にひとつの「話題」を語りあう姿を客席で私は見ている。
リーフレットに書かれた脚本・演出である松本陽一さんの「ごあいさつ」の言葉のように、私は、「たとえぱツイッターで、あるいはSNSで、それぞれが直に合うことはなくともひとつの話題を話しあっている姿を、私もまた、相手に会うこともなく「この人たち、同じこと話してんなあ」と眺めているような気持ちで」舞台を眺めていた。
ところで第二話の就職浪人生「こういう人いるよな。ねっちゃ腹立つわ」と思いました。笑。