満足度★★★★
オペラとバレエと古楽器のコラボ
武井基治さんと唐澤まゆ子さんの歌声を堪能して来ました。
日本初演とのことで、初めて観たストーリーでしたが、あまりにプラテーが可哀想。プラテーが「醜い」沼の女王という設定なので、男性が女装して演じるようですが、武井基治さんのプラテーがとても可愛らしくて、醜くも傲慢でもなかったので、よけいにストーリーに納得がいきませんでした。
ルイ15世の王太子ルイとスペイン王女マリー・テレーズの結婚式で初演されたオペラだそうです。神々が自分たち貴族で、プラテーが下民だと思ってみたら笑えるのかもしれませんが、今の感覚じゃ笑えません。
そりゃもう革命も起きるはずだよ。
まあ、オペラってだいたいそうなんですが(笑)
ストーリーはともかく、歌も音楽も衣装も大満足でした。
バレエは、残念ながら、発表会レベルでした。