満足度★★★★
女性陣の力を感じた
猫のホテルの本公演を見るといよいよ年の瀬だなと思います。
いつもなら本多劇場とかで男臭い舞台というイメージがありましたが、今回は千葉さんと佐藤さんの女性陣が中心となった舞台ということで楽しみに来ました。
千葉さんが演じる大女優と佐藤さんが演じるマネージャー兼有名作詞家の2人に対し、4人の男性陣が黒子であり、時折チョイ役として2人に関わってきます。
自由奔放でいたずら好きな女優と、有名だけど昔からの関係で女優のサポートを続けるマネージャーとの微妙な距離感、親しいけどどこかよそよそしくなる女どおしの関係性がおもしろく描かれていました。
逃げるためのコートを脱ぎ捨て、黒いドレスに着替え舞台に上がる女優の後ろ姿はとても印象的でした。