満足度★★★
中川ウォルフガング 千秋楽
もう公演も終わっているので、単刀直入に。
「高音を出せない、中川に、価値はない」
彼の持ち味は、神の声とも言われているほどの天才的な
綺麗で伸びやかな高音である。
それが全く出ていない。幻滅である。
作品は非常に魅力的で演出も素晴らしいのだけど
彼の声が出ていないのだ。
これじゃ、13500円の価値はない。
リピーターゆえの不満なんだけど、彼の歌を期待して、苦労してチケットを取り、
劇場へ足を運んでいるのだ。
今回は公演回数も少ないはずなのに、プロとして、いかがなもんだろう。
それを隠すかのように乱発するシャウト。
芝居が良くても、ミュージカルですから、歌えないとねぇ。
かなり苦労して観劇した分、
期待度が高く、愚痴が増えてしまった。