満足度★★
ゆるくて濃いのがいいのだ
「ゆるい」のはキライじゃない。問題はどう「ゆるい」状態のまま成立させるかだ。毎回おもうことなんだが、客演が多いせいか、かなり異なる演技プランを組み立ててきたひとたちが、同じ舞台にあがってしまっているように見える。途中で飽きがきてしまうのは、深い部分でのコミュニケーションがとれていないからなんじゃないのかな。て、なにいってんのってくらい真面目にいうけど。「無表情」になってしまっている状態が結構多いのよね。「無表情」でしか処理できなかったように見えてしまっている。不条理だったり、意味わかんなかったり、そういう台詞のセンスは好きなの。それをどこまで本気で、納得して、役者が発しているか。そこが詰められてくことで今後全然かわってくるとおもうけどな。ぜひとも「ゆるくない」演出を期待しています。
CGとスーパーコンピューターと車の三連コンボには大爆笑だった。特に、車。いい声してるよなあ。あんな車なら是非一度乗ってみたいわ。