満足度★★
今回は・・・
どうしても、『傷は浅いぞ』と比較してしまうというのは、どの劇団でも背負ってる宿命だと思う。
前回の作品以上に、今回の作品に期待してしまうのは世の常で、だからこそ、脚本家はそれなりのプレッシャーの強風をモロに受けて倒れまいとばかり、踏ん張るのである。
それにしても・・・4人で芝居をした『傷は浅いぞ』は膨大なセリフをハイテンションでしゃべりまくり、転げ周り!という圧倒的ミドルパンチを喰らった気がしていた。
今回は役者の数が何倍も増えた事により、1役者が吐くセリフは少なく、笑いを取る為にシモネタ連発で、内容も希薄だった。
しかも、最前列。非常に見辛いのでした。
舞台が近すぎて見上げる感じ。
役者うんぬんというより、60分の設定がそもそも無理なのだろうか?
『お台場SHOW-GEKI城』って、ガチンコバトルなんでしょ?
で、ここに残った12組は勝ち残った劇団と推薦された劇団なのよね?
確か、79劇団の中から。。
そしたら、普通の出来じゃあ、駄目でしょ?もっと、レベルは高いと思ってた。
本日、3つの芝居を観劇したけれど、どれも普通だった。
はっきり言って、もっと素晴らしい劇団は沢山あるのに、どうしてそういう作品が残らなかったか?
それとも応募をしなかったのか?
観劇結果、解った事は、やはり今までの様に90~120分の芝居を小屋まで通って観るのが一番!と思い知らされたのでした。