東京 公演情報 江古田のガールズ「東京」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題120
    滑り込みギリギリで観劇。どうもチラシをみてなんだかなぁ~という気がしていたので決めきれず、ずるずる。

    かなり早く着いてしまい階段で待っていようとしたら、受付の方から「もう少しお待ちください」と声をかけていただいたばかりではなく、暑いでしょうということでお茶までいただく。そうすることが普通であたりまえのように出てきた。

    やっぱり受付というのは、最初にお客さんと目を合わせるポジションなんだから、時間前だからっといって、お客さんの前で寛いでいてよいというものではないと思うのでありました。

    開場となり一番前をと思って眺める、と全席に青いビニールシート。ん?最前列に置いてあるのはどうみてもレインコート。今日は水モノだったのか?水天宮の悪夢が甦る。奥から詰めて座ってくださいという案内...なんとか端にならないようにし着席。暗い舞台、壁に映画のチラシが貼ってあります。「ブレードランナー」「猿の惑星」「メトロポリス」「スティング」。調度類には白い布がかけられていてどんなセットなのかほとんどわからず。

    座席には小さな袋があり「Warning 開封厳禁 本編の途中でパフォーマーの指示が御座います。それまでは開封しないで下さい。」と書かれている。お手玉のような手触り。

    おまけになぜこんなに暗いんだ。パンフもよく読めないし...などと思っていたのでした。

    ネタバレBOX

    開けてビックリでした。明るくなって目に入ってきたのは床一面のコーヒー豆。半端な量ではありません。正面の壁には「カサブランカ」のポスター。マスターの案内でお芝居が始まると思いきや、突然、隣に座っていた女性に話しかける。名前なんか聞いてるし。3択でショーの歌(ここで例の袋の中身、コーヒー豆を舞台上の役者に投げつける)を決めてもらうは、最後には舞台に上げて、ちょっと一仕事。謝礼は缶コーヒー1コと、役者に芝居中(寝言で)呼んでもらえること。

    札幌にある「東京」というカフェ、その一晩の出来事。

    東京に行ってAV女優になることから逃れてきた女、ひっそり慕う後輩の高校生、女を追うスカウトマン、動きが少ない元レーサーのタクシー運転手、怪しい人気作家、水分が大好き自殺願望の男、中性の専属シンガー、AV女優になりたかった女、そして娼婦。
    癖のある登場人物たち。

    床にはコーヒー豆がまき散らされ歩くたび転びそうになるし、転んでる。そんな舞台で所狭しと暴れまくるのには笑った。

    自殺願望男が担いでいたクーラーボックスにはタコが入っていたんですね…活きていたのか、水を吹いたようにもみえたし。…でも、XXを隠すとき動いているようには…、タコって歯があってカニなんか食べちゃうから危ないしね。

    ラストはちょっとシンミリしたけど、面白くてたまらなかった。

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    2011/09/13 00:12

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  • 江古田のガールズで制作を務めております、藤井良一と申します。
    この度は、ご来場頂きまして誠に有難う御座います。文章量だけで気持ちが伝わってきます。有難うございます。次回以降もより楽しんで頂ける作品を提供できるよう、キャスト、スタッフ全力で取り組みます故、今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。

    2011/09/16 14:59

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