範宙遊泳の宇宙冒険記3D 公演情報 範宙遊泳「範宙遊泳の宇宙冒険記3D」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    2011年“範宙遊泳的”宇宙の旅
    個人的には凄く大好きなギミックが盛り込まれてて思わず『やったぜ!』とニマニマみてました。ファミコン世代にはスッと楽しめるし、それに懐疑的でもちゃんとある。展示と演技空間にわかれていて本編はあまり派手な美術を置かずシンプルに、最小限に空間を活用。そのやり方が、かっちょええ。そして役者たちは、熊川だけじゃねえ!と知らしめたに違いない好演。ムダばかりに見えて、実はムダがない50分。いろいろ書きたいけどそれはネタバレにて!

    ネタバレBOX

    現実vs夢だったり妄想だったり。みたいな平行宇宙の行き来(冒険?)とかそういう劇構造のことはおいといて、なによりカービィのワープ音!それを選ぶセンス。音楽からして何気に生演奏いれてたり。本、役者、演出、居心地の良い空間作り。ゲームでいったら『mother2』みたいな、行き届いたサービス精神を感じた。特筆すべきは セーブ だ。 音はコンビニの入店チャイム。『セーブしときますか?』の後には必ず重要なイベントが起こるということ。じゅもんで生き返るとかだけならまだしも、そこまでロープレの定石をちゃんとやってくれている。アイテムフラグのパロディにしてもそう。だからといってゲーム世界(宇宙冒険)の話に従事しない。その行ききらなさは 独特の毒気を帯びてシビレさす。すごいバランス良かったなあ。範宙遊泳的スペース・オデッセイ!!

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    2011/08/17 09:38

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