満足度★★★★
改めて、えりさんの凄さを思う
レストランで、たまたま、この舞台の構想を熱く語るえりさんの想いを座り聞きして以来、観劇の日を心待ちしていました。
えりさんは、確か私と同い年。この作品は、27歳の時に書かれたそうで…。
いやあ、御見逸れしました。
私は、22歳で、放送作家新人賞の佳作を頂きましたが、その後、ラジオの仕事をし、27歳の頃には、普通の主婦で、子育て真っ最中でしたので、当時、同い年のこんな才気ある劇作家が世に出ていたことを知らずにいました。
もし、その時、書き続けていても、こんな凄い作品を物すことはできませんでした。
30年近い時を経ても、全く古さを感じない素晴らしいクオリティある作品でした。
松村武さん、以前からいい役者さんだと感じていましたが、今回益々好きな役者さんになりました。
茶飲め小僧役の女優さん、素晴らしい!と感じ、後で、お名前を確認してビックリ!家族とご縁が深い女優さんでした。加藤亜依さん、凄い存在感でした。
そうそう、加藤さんは、学生時代に、えりさんの目に留ったのだそうで…。
こういう、珠玉をみつける目も、えりさんは凄い才能があるのだと痛感しました。
中川君の歌唱は、やはりいつ聞いても魔法ですね。