肖像 オフィーリア 公演情報 シアターオルト Theatre Ort「肖像 オフィーリア」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    「肖像」であり「影」であり
    とにかく、
    素敵な空間が、素敵な舞台セットが、
    素敵な照明が、素敵な衣裳が、
    素敵な俳優陣(これ、ほんとに!)が
    素敵な演出家により素敵な芝居になっています。

    ネタバレBOX

    元からあるものの、
    「肖像」であったり「影」であったりを描いたのだと解釈しています。
    ハムレットのオフィーリアを新ハムレットのオフィーリアなど、
    対になっている光と影のような感じで表現しているのでは?
     
    当日パンフやTIFのHPにある「TIFポケットブック」などを読み、
    真の少女ではなく、
    男性というフィルターを通してみた少女像みたいなものを
    描いたのかな、と思いました。
    それによって、ある意味でフェミニズム的視点になっている気がする。 
    オフィーリア自身もハムレットやシェイクスピアのフィルターを通して、
    新ハムレットはさらに太宰治のフィルターを通したオフィーリア。
    そんなオフィーリアと近代日本の少女を重ね合わせた作品。
    な、気がする。

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    2007/02/03 14:53

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