満足度★★
多分本場では・・・
多分本場ニューヨークの舞台で上演した際は、客席がドッと沸くシーンや笑いが巻き起こる場面が、随所に見られたのだろう。
風刺、うんちくが満載、本来は洒脱な会話やテンポを楽しむ作品なんだろうが、残念ながら自分も含め、客席側になじみの薄い名詞やうんちくが多く、おしゃれな会話を十分楽しむに至らなかったのは残念。
ストーリーの中でゲイが重要な要素を担っているが、この物語ではゲイが市民権を得ている米国が舞台。
その辺りの感覚も、日本に住む自分達には、少々理解し難いように感じられた。
脇も一流の役者さんで固め、上流階級の雰囲気はよく作られていただけに、肝心のストーリー、セリフ自体に自分の理解度が追いつけなかったのは、少々残念。