満足度★★★★★
道程
道程
表面的には緩くてバカバカしい。しかし全体的な構図は人間の一生の道程を扱った遥かなる空間の強い作品。はえぎわの舞台はシュールな表現の中にもちょっとした残酷さも含ませながら、こちらの感性にドカン!と殴りこむような風景だ。だから、「ああ、あるある、解るわかる!」なんつって納得しながら観てしまうのだ。物語のテンポは凄くいい。小さな舞台で見せる世界感は意外に大きくて、相変わらず笑いこけた。終盤ではホロリ・・とさせながらも、その期待を裏切るように下ネタに突っ走る!照明、音響、構成など絶妙!
ってリズムも乗ってきたところでネタばれBOXにて。。