満足度★★★★★
泉鏡花の挑発最高でした。これぞ総合芸術。泉鏡花の集大成的作品で、上演ができるものならしてみろ的な、演劇人を挑発しているようにさえ思える原作品。時を超えて、これでどうだ、とSPACが見せつけた感じ。白鷺・姫路城が舞台。ただ、姫路という具体性よりも、アジア的神秘、泉鏡花の神秘の世界観が、静岡の夜空、野外劇場のムードにピッタリ。抽象化、様式美も堪能、特にラストのツーショットの絵は、なんとも言えない美しさ、儚さ。
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2011/07/01 00:34
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