賢治島探検記 公演情報 演劇集団キャラメルボックス「賢治島探検記」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    興味本位
    個人的にキャラメルボックスのイメージとは、徹底したサービス精神と好奇心旺盛、元気溌溂でエンドレスなカーテンコール等々、自分とは、し好の違う劇団と勝手に解釈しており観劇には縁遠い劇団でした。

    前回「夏への扉」舞台化がきっかけでチケット購入していたけど、震災の影響で結局見る事が出来ず。ちょうど観劇に飢えていた時に今回の内容を知り、出かけてみました。

    「注文の厳しい料理店」「ゴーシュ弾かれのセロ」は気楽に見ていられるコミカルな要素もあり、それに対し「光速銀河鉄道の夜」ではキャンドルの扱いが星屑のようでもあり、あの魂のようでもあり綺麗。けれど3つの作品の切り替え方がいかにも、次に変わります、という見え方がして地続きに見られなかったのが残念だったかな。
    台詞は聞き易く、観客を一体化させる手法は上手だなーと感心。
    関係ないけど「佐藤さとる」氏の作品とか、この劇団なら楽々出来そうと思ってしまった。

    ネタバレBOX

    「セロ」での大内さんの寝言の様な独り言はアドリブ?台本通り?なんだろうか。いかにも即興で作りました、感があり、お気楽さが伝わって楽しめた。
    演者のリコーダー演奏の優しい音色は心を落ち着かせる。その反動か、観客と一緒の劇中歌では、紅白の北島サブちゃんみたいな盛り上げ方で思わずつられて歌いそうになってしまいました。いや、歌って良かったんだけど。照れて出来なかったの!

    当日、川原和久さんを迎えてのトークショーもあり。キャラメルボックスとの縁も長いようで、演出の真柴さんとのやり取りは昔なじみ感がアリアリと出て居酒屋トークに参加してるみたいだった。
    関係ないけど川原さん、何でも良いからそろそろ舞台出てくれー。

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    2011/06/15 02:24

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