ローズィーの食堂 公演情報 劇団俳小「ローズィーの食堂」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    不当な人種差別
    かつて日系カナダ人がカラード・マイノリティーとして絶えず受けた不当な差別や偏見を伴いながらも、様々な苦難にもめげず、育った街で食堂を営みながら闊達に生きる彼らを綴った物語。なんでもこの物語は新国立劇場で公演された「焼肉ドラゴン」との相似性もあるとのこと。「焼肉ドラゴン」を観た方は解るかも。

    以下はネタばれBOXにて。。

    ネタバレBOX

    まず、新人のキャストらの演技力がイマイチ。ギクシャク、ギクシャク・・。まあ、新人だから仕方がない。なんて解釈は通じない。だって料金の発生する公演だからだ。それに引き換え、サム(村松立寛)とジョナサン(伊藤達弘)の語彙に長けた会話劇で観客を魅了する。こういったお茶目なセンスのあるセリフが特に好きなワタクシは、その情景と共に充分に空想しながら堪能したのだった。この二人のタッグがなかったら本当にごくごく普通の芝居だった。

    キャストらの半分以上は新人だったのではなかろうか?試験的公演なら、それなりの料金設定というものがある。それでもこの劇団の本公演は毎回、魅了してくれるので次回も観に行くのだが・・。


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    2011/06/12 17:49

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