満足度★★★★
広がりのある企画、広がりのある客席「黒の夜」と「桃色の夜」を観ました。これはただ単なる「小説の舞台化(リーディング)」ではなかったようです。「文章を読む(音読する)」ということ、「せりふを話す」ということ。この企画は、二つの違った表現が作り出す波を使って、「読書」の時間、その世界を舞台に再現しようとしていました。小説と、それを読む時間、そしてその時読み手の脳内に広がった世界……それらが同時にそこにあるような。だからこそ観終わった時の感覚は「体験型」に近いというか。
ネタバレBOX
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2011/06/09 11:54
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