満足度★★★
宗教というより精神療法?
奇妙なネーミングの劇団だなぁと思い、興味を持ちました。
「仏教!キリスト教!イスラム教!」という声が耳にこびりついてしまいました(笑)。
ハイバイの岩井さんの演劇療法を連想するような、演劇によって自分の殻を打ち破ろうとする若者たちの姿にはすがすがしさを感じました。
自己解放という点では宗教的かもしれませんが、次回予告を読むと、ネットと引きこもりを題材にするとのことで、劇団コンセプトに宗教を掲げる必然性があるのかなという疑問は感じました。
今後どう進化、変容してしていくのかなという興味があります。
追記させていただくと、観劇前に江戸東京博物館で「五百羅漢」の展覧会を観てきまして、仏教画のパンクなグロテスクさ、ぶっとび加減に「ピャー!」となり、この劇の一種異様な雰囲気にも入り込めた気がします。