照明、音響、衣装までもそぎ落としていく美意識が好きだなぁ
役者の表情まで見えないくらいの蝋燭明かりのみ
音響効果らしいものは、薄ーくシャンソンとか古めかしいBGMがずっと同じボリュームで流れいてるのと、鈴の音くらいかな?
あと、衣装も最小限。
ちょっと半ば生きるのを諦めたような、それでいてぎらぎらしているような動物的なヒトが何人もうごめいている。
そんな中、周囲の飲み屋から食器の当たる音や笑い声が響く。演出的にどこまでOKだったのかはちょっとわからないですが、その環境音も含めて、人の営みが対比できておもしろかったです。
私としては、この会場は得した感じがありました。