満足度★★★★
秀逸なリード文とドロっとした舞台チラシのリード文に惹かれて鑑賞。歪んだ人物のオンパレード。愛子(母)は飛んでるし、その弟?もおかしい。彼氏も実際に近くにいてほしくはないタイプ。まともと思った「市子」自身も、普通じゃない人物像。こんな人物たちの会話劇。やはりまともじゃない。まともじゃないんだけど、その雰囲気が劇場に充満していて、嫌悪感はあまりない。終盤に出てくるオンナノコもからみ、さらにまともじゃない舞台へ突き進むが、そんな中でも話はきれいに収束する。見事。作・演出の「田川啓介」さん。次回公演も期待したい。
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2011/05/22 23:20
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