Caesiumberry Jam 公演情報 DULL-COLORED POP「Caesiumberry Jam」の観てきた!クチコミとコメント

  • ドキュ
    ドキュメンタリーを見ているようだった。
    そう感じた。それは言い換えると真実をそのまま見た気がしたということ。
    もちろん、導入部分の楽しい部分もあるのですが、それに引けをとらない裏付けのある事実に基づいた物語であることによって安心して見ていられました。
    (もちろん事実+創作なのでしょうが。)

    ネタバレBOX

    「テーブルの足が折れた」
    心の中で「あっ!」と思いました。起こるものですね。アクシデント。

    テーブルの足がバキッとなったのはあの親父が「うちの家族に近づくな!!!」的なことを言ったシーンだったので、不幸中の幸いでしたね。
    そんなときの役者の心情はどんなものかと一瞬、考えました。

    私の拝見したのは大楽でしたので消防士役は吉田ミサイルさんでした。
    突然、面白おかしい人が現れたかと思うとドーンと現実の重さにぶつかる。
    吉田さんがハイテンションだった分、奥さんの悲しみがその落差で際立っていてとてもしみ込んできました。

    私は舞台や絵画・音楽といった通常、芸術と呼ばれるものは社会から離れてしまうことに抵抗を感じます。その点では今回の「Caesiumberry Jam」とても納得のいく作品に出会えたと感じました。出演者・スタッフの皆様お疲れ様でした。

    最後に。
    一番印象に残ったシーンは
    「兄弟が地区委員会を待つ」シーンでした。




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    2007/10/16 22:02

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