満足度★★★★★
生々しさの極致。
それでも生きていく。
明日はきっと、いい日。
「在日」をテーマにした作品として、わたしがこれまで触れたどの媒体(TVや映画や記録や事件簿など)よりも、そう、大きな事件が起こる訳でもなく、登場人物が特異なわけでもないのに、心底、響きました。
この衝撃度は、映画「血と骨」以来だな…などと思っていましたらば!
恥ずかしながら、「血と骨」の脚本家…というリンクが脳内で出来ていませんでした。
観劇後に知るという。なさけなや。
舞台中継やDVDとは違い、劇場で観る、という事の根幹を再確認しました。
泣き笑いしながら立ち上がって、手を掲げて拍手を送ったのは、初めてでした。