春よ行くな【15日(日)18:30に追加公演決定!!!】
悪い芝居
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2013/08/22 (木) ~ 2013/08/27 (火)公演終了
満足度★★★★
進化、進化、進化!!
『春よ行くな』観てきました。悪い芝居はカナヅチ女に次いで2作目です。まず、一番強く感じたのは劇団員の皆さんの進化。ここから1年前のカナヅチ女の時との比較です。勝手にすみません。例えば呉城さん。カナヅチ女では重要な役柄でしたが吉川莉早さんの存在感が強すぎてあまり印象に残っていませんでした。しかし今日、彼女の神髄をみせていただきました。女優魂をみせられました。例えば、池川さん。去年より体を絞られましたかね?カナヅチ女では客演の男性陣でみえなくなってたのに、今回は存在感抜群でした。イメージを頑張っている姿と、その結果が出なかった時の失望の演技。しびれました。大阪公演も、その後の東京公演もありますんで、あとはネタバレに書かせていただきます。
バイト
カスガイ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2013/06/28 (金) ~ 2013/07/01 (月)公演終了
豪華俳優陣
玉置さんをはじめ、役者の皆さんの演技力が素晴らしかったです。社長を恐れる様子や、互いに傷つけあったり励ましたりする演技が迫力満点で観ていてあきませんでした。話の内容も分かりやすくて、楽についていけました。
発情ジュリアス・シーザー
柿喰う客
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了
今日の敢闘賞
ジュリアス・シーザー観ました。深谷さんのブルータス、七味さんのアントニーも素晴らしい。さすが。そして、タイトルの敢闘賞は渡邊安理さん。キャシアスのグイグイ行く感じとか、ブルータスとの最後の別れの所とか…3作の女体シェークスピアやキャラメルボックスで何度か観させていただいてますが、本作が一番私は好きです。
キャロリング
演劇集団キャラメルボックス
新神戸オリエンタル劇場(兵庫県)
2012/11/18 (日) ~ 2012/11/25 (日)公演終了
これは反則でしょう
結果から言います。素晴らしい。その一言です。これだから観劇はやめられない。
今回のキャラメルボックスは、映画「阪急電車」やドラマ「フリーター家を買う」等の原作を書かれており、今や現代小説界のヒットメーカーであられます、有川浩先生とのコラボ作品。
ストーリーは色々なところで紹介されている通りなのですが、人と人とが強い絆でつながっていくその様子に涙が自然と流れました。それは、僕だけではなく他のお客さんもそうだったみたいで、客席のいたるところからすすり泣きが聞こえていました。観劇してこれだけ泣いたのは初めてです。
関西は本日で千秋楽だったため、あとは東京公演のみなのですが、もう一度観たいと思わせる素敵な作品でした。
無差別
柿喰う客
HEP HALL(大阪府)
2012/10/03 (水) ~ 2012/10/09 (火)公演終了
これが本来の姿か
皆さん、本気でした。いや、毎回どの舞台でも真剣にやられているとは思うんです。けど、今まで観た柿の中で一番すごかった。中屋敷さんがおっしゃっている「芸術とは分からないものだ。でも、観ていてすごいと感じる」という言葉の意味を身をもって知りました。前回のオリジナル作品からは1年半ぶりとのこと。今からまた1年半待つことを想像するととても辛いです。最後に、恒例のアフタートークでお客さんがほとんど帰りませんでした。皆さん、それだけ満足されたのかと思います。
リリィ
劇団競泳水着
元・立誠小学校(京都府)
2012/09/28 (金) ~ 2012/09/30 (日)公演終了
透明感はすごい
今まで観たことのないタイプのお芝居でした。役者さんの技術力が高くて、少しずつ心に染み込んでくるようなストーリー。すばらしい。ただ、登場人物に共感できないためか、心に染み込んでくる量が少なかったです。(短いお話だったからかもしれませんが)いずれにせよ、台風の中観に行った甲斐がありました。
泥の子と狭い家の物語
テノヒラサイズ
OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)
2012/09/07 (金) ~ 2012/09/09 (日)公演終了
贅沢な空間!!
テノヒラサイズのすごい所。役者陣のレベルの高さ。メンバーの誰でも主役ができそう。だからこそなのかは分かりませんが、代表作「人生大車輪」の様に、主役がこの人と決まった作品が少ない。しかし、今回は違う。出だしこそ全員参加のドタバタ劇でしたけど、中盤以降は内田家次女の小豆にスポットが当たっていきます。そして、びっくりしました、あだっちサン。こないだお母さんにならはったばっかりやのに、娘役。しかも、違和感ない。特にラストの田所さんとの絡みは思わずウルっときてしまいました。これだけのクオリティーを100人も入らない劇場でやっていいのかと。それは贅沢ではないのかと。思いました。
フローズン・ビーチ
柿喰う客
音霊 OTODAMA SEA STUDIO(神奈川県)
2012/08/11 (土) ~ 2012/08/11 (土)公演終了
満足度★★★★
自然のBGM
観てきました。海岸のライブ小屋での上演ということで、常に波の音が聴こえている状態。ナイスシチュエーション。まず、本編の前に新良エツ子が持ち前の歌唱力を披露してくださいました。そして本編。いつものカッコいいダンスや派手な音響などもなく、ただ女優さんのポテンシャル中心の勝負でした。そしてハチャメチャな感じも相変わらずで良かったです。普段演劇を観ない友人を半ば無理やり連れって行ったのですが、「感動した」とお褒めの言葉をいただきました~~ちなみに、新良エツ子さんですが私の中ではハムレットのオフィーリアの印象が強くて、ふくよかなイメージだったのですが…顔小さいし、体細い。おまけに水着でどこぞのアイドルさんみたいでした。
ふくすけ
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2012/08/01 (水) ~ 2012/09/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
初、大人計画☆
観て来ました。
『すごい』の一言です。いつもとちょっと違う感じの古田新太さんも、テレビドラマでは観れないような阿部サダヲさんも、上品っぽいイメージを覆す大竹しのぶさんも。
これだけの豪華メンバーがそれぞれの個性を前面に出しつつ、一筋縄では行かないはちゃめちゃなストーリーもありーの、パズルのピースがはまっていく感じ。そして出来上がるのはドラマでも映画でも出せない演劇っていうものなんですよね。本当によかったです。
サヨナラ
baghdad cafe’
AI・HALL(兵庫県)
2012/06/29 (金) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
千秋楽観ました
ギリギリ滑り込みで前売り券取れました。AIHALLは舞台と客席の距離が近くて迫力が伝わってくる劇場です。今回はテノヒラサイズの川添さんがブログで紹介されていて公演を知ったのですが、観に行ってよかった。天気が微妙で、伊丹は少し遠いけど、それでもよかった。一つ目に心に残ったのは音響と照明。ガンガン魂が揺さぶられる感じがしました。二つ目に心に残ったのはスナックのママ。名言が多い。彼女みたいな考え方で生きていけたら、どんだけ人生楽しいか。川添さんとかのうさんのやり取りもおもしろかった。けれど、やっぱり一番は一瀬さんですよね。ずっとクール&ビューティーって感じだったのに、ラストの情熱的な展開にはやられました。はい。
カナヅチ女、夜泳ぐ
悪い芝居
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2012/06/13 (水) ~ 2012/06/20 (水)公演終了
満足度★★★
悪い芝居、初見です
観て来ました。
一言で言うと、おもしろかったです。
2時間近い時間を一切たりとも長いと感じませんでした。
それは、役者さん達のパワフルな演技であったり、
舞台上でちょいちょい観られるコミカルな掛け合いであったり、
少しずつ見えてくるストーリーの芯の部分に惹きつけられたからだと思います。
けれど、二つ残念なことが。
一つ目は、結局お話の最後の方で何がどうなっているのかついて行けなくなり、よく分からないまま、終わってしまいました。
二つ目は、役者さん達。皆さん、美男美女揃いなんですけど、そのせいか、
ぶっ飛んだ人がいないように感じました。誰がどの役をやっても無難に収まりそうな感じです。「この役はこの人じゃないと!!」っていう演技を観たかったです。
『 GIFT -Love begets love- 』
劇団PEOPLE PURPLE
HEP HALL(大阪府)
2011/12/13 (火) ~ 2011/12/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
分かりやすい
「良かった」その一言です。複数のストーリーが絡み合うんですけど、ごちゃごちゃせずに、分かりやすく飽きることなく観れました。役者さんの演技もすばらしく、ホロリとさせられる場面も多々。すばらしい。今回の大阪公演は2年ぶりとのこと。次観られる機会まで、首を長くして待つとしましょう。
悩殺ハムレット
柿喰う客
ABCホール (大阪府)
2011/10/07 (金) ~ 2011/10/10 (月)公演終了
満足度★★★★
お初
以前からずっと気になってた劇団、柿喰う客。
東京では実力派として有名なのに、関西ではまだまだ無名なのか、立ち見覚悟で行った大阪千秋楽、私の隣の席は空席でした。。。
まぁ、そんなどうでもいいことは置いておいて。
まず、役者さんのポテンシャル。高い。舞台上でやるかやられるかの演技の駆け引きを見た様な気がしました。特に、コロさんと深谷さん。すごかった。
次に、今風に翻訳された台詞。生き生きしてました。僕としては古典なのに堅苦しくなくて、違和感なく楽しめました。
欲を言うなら、もう少し泣いたり笑ったりしたかったかなと。僕の感情の沸点が高すぎるのかもしれませんが。。。
今度は男性陣も出演されているオリジナルの舞台が観たいです。
青山君よ、家が明けたら夜に帰ろう
コーヒーカップオーケストラ
シアター711(東京都)
2011/08/10 (水) ~ 2011/08/14 (日)公演終了
満足度★★
素人目線ですが、感想
宮本さんが前説で「何も残りません」っておっしゃってたんで、ストーリーのオチに文句は言いません。
しかし、「もっと出来るんじゃないかな」というのが感想です。
全力で取り組まれているんですけど、どっか空回っているような気がします。
何度もクスッと笑わせてもらったんですけど、少し展開がくどかったり、
感動しているところに、ペースを狂わされる笑いがあったり、
役者さんが台詞をかんでしまったり。
わざとその様な展開にされているところもあると思うのですが、笑いを取るシーンが常に一定量あったので、テンポが単調に感じられました。