*papasan*の観てきた!クチコミ一覧

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水際パン屋~WATER FRONT BAKERY~

水際パン屋~WATER FRONT BAKERY~

カムカムミニキーナ

吉祥寺シアター(東京都)

2010/11/03 (水) ~ 2010/11/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

カムカムの魅力を堪能できました
カムカムの二十周年記念公演ということで、『浜燃ゆ』のらっこ篇・つばめ篇の最終章としてのこの作品でしたが・・・

前二作を観ていない人でも、違和感なく楽しめるはずですが、やはり劇中 特に第二幕には前シリーズのエピソードなどが多く盛り込まれていたので、ちょっと???という感じがしたかもしれませんね。

でもでも、八嶋智人くんに藤田記子ちゃんという看板も揃って(ヤマシゲがぁ・・いないのが残念!!)

の舞台は昨年の「アザラシ」以来なので、超楽しみにしていました!!

期待通りのカムカムらしさ。 個人的には「アザラシ」より松村さん、八嶋・藤田さんの3人の登場頻度、台詞量がこちらの方が多かったので、断然楽しめました。。

松村VS八嶋 のアドリブっぽい掛け合いも最高だったし、藤田さんの"白天狗"もばっちりでしたぁ!!

この日は、前回の公演時にチケットをとっていたので、A列・最前列のドセンターという好位置、間近で観る 八嶋くんのガチンコ演技は初めて?かなぁ 
普段TVなどで見ている何十倍も良かったです。

その他のメンバーも贅沢な使い方で カムカムの層の厚さ感じました。

休憩いれての2時間35分 十二分に堪能させてもらいましたぁ~

サンタクロースが歌ってくれた アナザーキャスト

サンタクロースが歌ってくれた アナザーキャスト

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/11/18 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ある意味、こちらのほうが元気あるかな
25周年の締めくくりのこの公演、1997年に上演されているんですねぇ。

10days Limited Versionと題して「アナザーキャスト」で18日からサンシャイン劇場ではじまり、

その初日に行ってきましたww

観客席のテンションも高かったですよ。前説から拍手や笑いがありましたからねぇ!

初演では、久米巡査役だった大内厚雄くんが、芥川を演じましたが、二枚目半キャラ 存分に楽しめました。

*papasan*は作品自体が初見なので、ハイテンポで場面転換がありスピーディーなストーリーに大満足!!でした。

涙的要素は少ないですが、さすがキャラメルボックス はずさないぜー!! って感じですね。

阿部丈二くんの熱演、真柴あずき さんは存在自体がインパクトあって きっと本公演とは違った良さが一杯あったと思います。

カーテンコールも3度 しばらく拍手が鳴り止まなかったもんなぁ>>

本公演も初日に行きますが、観比べるのも楽しみ~です!!

アジアンスイーツ

アジアンスイーツ

アトリエ・ダンカン

ザ・スズナリ(東京都)

2010/11/17 (水) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

じっくりと堪能できました!
当初のフライヤーには(絵沢萌子)さんとなっていましたが、キャストが根岸季衣さんに変更になっていたんですね!?

その根岸季衣さんがめちゃめちゃ弾けてて良かったです!!

笑いあり涙ありと 最高でしたね。。

それと清水宏さんも、もー最高!!
普段は客演で脇役っぽいのが多いんですが この作品は登場人物が4人だけなので、清水さんもほほ出ずっぱり、台詞の量も多くて 清水ワールドが満喫できました!!

普段ミュージカルが多いのかな?新納慎也くんは初見だったんですが、勢いありますよねぇ!!

そして、やっぱりなんと言っても鶴田真由ちゃん 迫力ありました~!!

そしてそしてラストにはウエディングドレスがめちゃめちゃ最高!!

とあるさびれた街の洋裁店でのワンシチュエーション、全体にコメディタッチで展開していきますが、

要所要所に登場人物の心の内側が見え、デフォルメされた表現なども見所になっていたと思います。

上演時間1時間50分、役者さんたちを堪能できる舞台でありました。
平日ソワレではありましたが、客席は満席、当日券マチもいたようです。わりと年齢層は高めでしたが、

カーテンコールも5-6回ありました 小劇場ではあまりないくらいの光景でしたぁ。

アンドロイドは眠らない

アンドロイドは眠らない

OH! LA BANBA

スターダス・21稽古場(東京都)

2010/11/25 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

ほんとテーマがしっかりしている!
「ナンシーとはご無沙汰」や出演公演に馳せ参じましたが、この「アンドロイドは眠らない」は 初演を観ていないので、とっても期待していて初日に伺っちゃいました。

所属事務所のスターダス・21の地下のアトリエでの公演、アットホームな感じでとっても良かったです!!

福岡・久留米出身の主人公、特殊な現実をもった真琴は多少、本人にもかぶらせているのかもしれませんが、凄いです。

美咲さんが24歳で書き下ろした作品なんですが、24歳でこの感性はただものではないですね。。

美咲さんと枝元萌さん以外は新キャストだそうですが、とっても「チームワークがとれて芝居しているな」 という感じが伝わってきました

再演決定からブログで途中経過を見守っていたせいもあり、贔屓目で見てしまいがちですが・・

同行した者は「今まで一番良かった」と言ってました。
ラストではハンカチ出動でした。

星屑列車に二人で・・

星屑列車に二人で・・

クラゲ荘

SPACE107(東京都)

2010/11/23 (火) ~ 2010/11/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ストイックなお芝居でした
*papasan* のお気に入りの浜谷康幸くんと田崎那奈ちゃんが揃って客演しているということで行ってきました。
この二人は獏天の「無血」でも一緒の舞台を観てきましたが・・

なんも予備知識なしでいったんでず、いやいや 良かったです。

血のつながりのない”兄弟”八朗と翔太が次第に成長してゆき、ボクシングの世界チャンピオンになって見返してやろうと必至に生きてゆこうとする生き様に感動です。

誰かを守ろうとするこが、いかに難しい事なのかをテーマにしているようでした。

切なくも哀しい、だけど懸命に前を向いて生きようとする姿勢がダイレクトに伝わってきました。

この兄弟を幼少期、少年期、そして今と3組の役者さんが演じるんですが、オーバーラップしたり、時にはクロスオーバーしていく演出も映像的でかっこよかったです。

中盤からスポーツ(ロッキーを彷彿されられました) そしてミステリーの要素も入ってきてサービス精神たっぷりのお芝居ではないでしょうか。

エンディングの試合のシーンがいるのかどうかは観る人によって様々だと思いますが、僕はハマリました。

“P”s (ピース) ~Wings to fly~

“P”s (ピース) ~Wings to fly~

劇団め組

吉祥寺シアター(東京都)

2010/11/26 (金) ~ 2010/11/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

熱い現代劇
普段は時代劇が多い め組ですが、終戦後の昭和を描いたものに興味あって、当日になって予約をいれました。しかもそれもが最前列。

戦争がおわった後に、戦犯として日本が侵略した各地で行われた軍事裁判で死刑を求刑され、その執行日までを描いた真摯なテーマでした。

ステージもいたってシンプル、その分ひとりひとりの演技、言葉が胸に響いてきます。

上演時間は2時間くらいですが、笑いなどない重い舞台でしたが、当時は全く身に覚えのない罪で戦犯としてこの世を去った人間も多かったのでしょう。

あまりメディアや歴史の教科書には登場しないような「BC級戦犯」 の生き様、「生」への執着が目の前で展開され、息苦しいくらいの 熱いドラマでした。

僕は戦争を肯定するのでも美化するつもりもありませんが、そこには、潔さと男の軍人としての"プライド" が まぶしいくらい精一杯生きた男を感じました。

それは、め組お得意の武士道に通じるのかもしれませんが・・

そしてひとりひとりが最愛の人に贈るラストメッセージ 、しかもそれはトイレ用の紙に書き記す「遺書」

ラストでは堪えきれずにハンカチ出動でした。。

サブタイトルの Wings to fly 自分がこの世を去ったあとに、鳥になって祖国に、愛する家族のもとに飛び立つんだ という意味があとでわかるときも (涙)です。

だけどこれがお芝居で終演後はいつものようにキャスト全員がお見送り、ちょっと ほっとしました。

0号室の客

0号室の客

東京グローブ座

東京グローブ座(東京都)

2010/11/13 (土) ~ 2010/12/05 (日)公演終了

満足度★★★★

ジャニーズ系はやっぱりすごい
テレビで一話完結で放映されていたドラマの「戦わない男」のその後のストーリーとしての舞台化です。

洋館風ホテル HOTEL POINT の0号室。
ここに宿泊した客は髪の毛の遺伝子から割り出した自分の点数をつけてくれる装置がある部屋です。

過去に泊まり最低の19点だった主人公が再びこの0号室に呼び出され、有名なデザイナーの失踪事件に巻き込まれる・・・ といった内容です。

ジャニーズ事務所系のお芝居はチケットとりにくいんですよねえーー!

この作品もNEWSの小山慶一郎くん主演なので2階席しかとれませんでしたww

*papasan*的には共演者お目当てだったのですが、波瑠ちゃんめっちゃかわゆす~!!でした。
初舞台ということでしたが、初々しい~!!

ドラマに続いて出演の安藤聖ちゃんも堂々とした演技でした。

ぼくもとさきこちゃんも初見でしたが、なかなかいい雰囲気ですねぇ。

モダンスイマーズの 津村くん、絶対王様の有川マコトさんも確実にgood jobでした。

ストーリーもコミカルなサスペンス仕立てといった感じで、ラストにはホロリとくるような
いい作品にしあがっていました。

舞台装置もさすがに小劇場とは違って、おぉ~!!という作りでした。

カーテンコールの最後にはジャニーズ系舞台では恒例?のスタンディングオベーション、ここはどこ?

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

とりあえず初日に行ってきました
この作品1989年が初演なので21年ですねぇ。

11月18日に「アナザーキャスト」を観ましたが、どっちがいいとか悪いとかではなく、キャラメルボックスの奥深さを実感した感じです。

成井氏も「キャラメルボックスの代表作」と言ってますからねぇ。。

東京の初日とてあって、ほぼ2階席も満席(はじめてサンシャインの2階にいきました)

西川・近江谷・上川の初演のトリオがここでまた揃って演るなんて、やっぱり安定感ばっちりでしたねぇ。

3人とも40代中盤にはなっていますが、若い時のも観てみたかったーー。。

アナザーキャストとは台詞も多少違うし、キャストの間の取り方も違うので、両方観ても十二分に楽しめました

上川くん人気はやっぱり凄い!!でした。 登場するやいなや拍手どーー
ロビーにも生花がすごかったです。 from大泉洋、福山雅治・・・etc でしたからねぇ。

でもさすが、上川くんと近江谷さんや西川さんとの絡みではめちゃめちゃ笑えるシーンもありました。

カーテンコールも何度も何度もでした。やっぱり年末はキャラメル観ないといかんですね(笑)

ジャンヌ・ダルク

ジャンヌ・ダルク

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/09 (木)公演終了

満足度★★★★★

感動巨編
TVや映画でお馴染みの堀北真希ちゃんの初舞台ということで、行ってきました赤坂ACT。

真希ちゃんや伊藤英明くんを生で観れたらいいかな・・と軽い感じで行ったんですが・・
申し訳ありませんでした!!! あなどっておりました。

そのあまりの素晴らしさに *papasan*痛く感動してしまいましたーー

なにしろ休憩20分をはさんで、上演時間は3時間20分。。

この公演最前列がG列になっていますので、この日U列でしたが、それほど遠くは感じませんでした。

ジャンヌ・ダルク その名前くらいは知っていましたが、本など真剣に読んだことがなかったので、
15世紀のフランスに現れ、あの戦場で旗をふる絵のように奇跡的な勝利を導いたヒロイン の
歴史絵巻を見ているようで、退屈感などは一切ありませんでした。

舞台はフラットでとてもシンプルなものですが、100人を超すエキストラキャストの戦闘シーン、群衆シーンなどはめちゃくちゃ迫力があって 鳥肌ゾゾーが何度もありました!!

さすが、中島かずき氏です!!!

セリフはすべてマイクを通してなんですが、真希ちゃん実に声にハリがあって普通の舞台でも全く問題ないだろうなぁ。

また、共演のキャストも皆実力者ばかりなので、非常に安定していて 笑いがひとつもない ガチストーレトプレイなんですが、迫力満点でほんと素晴らしかったです。

西岡徳馬さんは憎らしいほど巧かったし、あんなカッコイイ田山涼成さんにははじめてお目にかかりました。

*papasan*的には同じ赤坂ACTでみた「薔薇とサムライ」(劇団☆新感線)よりよかったんじゃないかと・・

カーテンコールでやや表情も硬い感じの真希ちゃんがまたサイコーで、
ストーリーや演技で泣いちゃうことはよくありますが、カーテンコールでうるうるきたのはこれがはじめてです。

SHINOBU’s Brain in the soup  weekly1  EGO-WRAPPIN'とメス豚の太股

SHINOBU’s Brain in the soup  weekly1 EGO-WRAPPIN'とメス豚の太股

アヴァンセ プロデュース

シアター711(東京都)

2010/12/02 (木) ~ 2010/12/07 (火)公演終了

満足度★★★★

ん~、やっぱりシュール
坂上忍が下北沢・シアター711で1ケ月 4週連続で4本を上演するという、
その第一弾に行ってきました。

坂上忍くんの作品は2009年末のプロデュース公演「殺める人々」 そして2010年2月のオニオンスライス「ダークサイド・ストーリー」と2本観ています。

たまたまなのかもしれませんが・・
きれいごとよりも人間のホンネを表現するシュールさが好きです。

非現実的なステージ上の世界、でもそれは意外と身近であったりして、決してハッピーエンドでは終わらないお芝居なんですが、嫌味がないって言うか、訳わからなくはない所が いいですねぇ。。

また、この作品に出ている今藤洋子ちゃん(といっても35歳ですが) *papasan*的には大好きな役者さんなのでこちらも楽しみでした。

この作品も、銀行強盗を失敗してカラオケボックスにたまたま居た3人を人質にしてしまった犯人と人質のお話なんですが・・ こう書くとサスペンスっぽく聞こえてしまいますが・・

それぞれの立場が微妙に入れ替わったり、お互いの置かれた立場のエゴなんかが なんともいえない表現で展開してゆきます。

ストーリーがどうのって言うよりも 心理的な描写。それもかなり強引な表現なんですが やっぱり嫌味ないんですよねぇ。。

大胆なタイトルもラストには表現として現れるんですが、これも嫌味ないエロさで、観終わった後でも 後味は決して悪くないんです。

とまあ、文章で説明するのは、ちょっと難しいタイプのお芝居なんです。



本当は4本全部みたいんですが、なにせスケジュールが・・・

一応4週目の『溺れる金魚』はチケットとってはいるんですが。。


演劇入門

演劇入門

青年団リンク 本広企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/11/27 (土) ~ 2010/12/13 (月)公演終了

満足度★★★

勉強になりました~!
本広監督が以前、岩井秀人くんの作品のアフタートークのゲストにきていた時に今度お芝居にトライしたい と言っていた事が実現しました。

脚本はその岩井秀人くんが担当をして、彼の引きこもり脱出して後、演劇セミナー、大学、そしてハイバイでやってきた間に関わり、感じ、触れてきたであろう出来事をストーリーにした感じです。

各時代を岩井くん本人の設定で入れ替わりキャストがナビゲートしてゆくというスタイルで、間にオムニバス風にいくつか作品を小間切れに挿入されていくのです。

その間にナビゲーター役の岩井くんが(本物ではありませんが)観る側、演る側の視点で解説してくれます。

全体的にはひとつの作品とも言えるし、またタイトル通り「演劇入門」のはHow to物にも見れます。

普段客席から出来上がったものしか知りませんが、やっぱり演劇って奥が深いや~!!
再確認した感じです。それは難しいと言うんじゃなく、人が書いて人が演じて人が観る。
答えはひとつじゃないってことですよね☆

感じ方は無限大ってことを改めて思いました。

それはアカン!

それはアカン!

演劇集団アーバンフォレスト

劇場HOPE(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

大当たり~!!
スチール長机と椅子だけのシンプルなステージ、最初は役者さんの年齢も雰囲気もバラバラな感じで始まったんですが・・

これが既に伏線の始まりだったんですよ。

まさに、謎が謎を呼ぶシワンチュエーションコメディ。
予測不可能なくらい 2転3点転4転と こちらの思考回路を裏切り続けてくれるのです。

最終公演のせい? 2週間のステージ中で結構配役が変るそうです。*papasan*が観た日は穴吹一朗さんが、かなりアドリブを入れていたようで、ターケ゜ットになった大友恵理さんは何度も噴き出すシーンが。。

これも生の舞台ならではの良さと僕は解釈しました。

ベテランと若手が実にバランスとれたお芝居だったと思います。その中でも

奥山奈々ちゃん という女優さん これがめっちゃめちゃ かわゆす~でした!!

全く予備知識なしで行った劇団さんだったのですが、めっちゃくち大当たりなチョイスでした。

空にはあのひこうき雲

空にはあのひこうき雲

リブレセン 劇団離風霊船

吉祥寺シアター(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/11 (土)公演終了

満足度★★★★

さすがリブ
とある映画の撮影所であとワンシーン撮ればクランクアップという日、突然主演女優と監督をはじめスタッフがきのこにあたって食中毒。 カメラマンもいないという事件が・・・

前半から中盤にかけては、コメディタッチで進みますが 終盤からは、前半の伏線がすこしづつ謎ときされてきてサスペンス・ミステリーっぽくなってきます。

キャストも年齢層が幅広く ストーリーの展開に厚みをもたせられていたと思います。

そしてラスト10分くらいはゾクッーとするようなシーンがあったりと緊迫感も十分でした。

そしてエンディングは・・・  緩急を巧くつけていて 面白かったです。

セットも小劇場としは、なかなかのものだったし、衣装なんかも 本格的~っていう感じで

さすが離風霊船っていう感じのお芝居でした!!!

ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜

ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜

CLIE

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/12/08 (水) ~ 2010/12/15 (水)公演終了

満足度★★★★

イケメン かっこいい~!!
大江戸線の各駅を美麗男子に擬人化した漫画・ノベル 「ミラクル☆トレイン 大江戸線」の舞台版のザ・イケメンお芝居でしたが・・

これがなかなか面白かったです。 観客はいつものように女子率97% 業界人を装いつつの観劇でした(笑)

大江戸線の駅のイメージがちゃんとキャラクター化されていました。

悩めみをかかえる人をたすける なんていかに漫画っぽいストーリーなんですが、それぞれのキャストのキャラもぴったりで 笑いもかなりあって楽しい舞台でした。

新しい乗客が持ち込んだ一通の手紙 これが江戸時代へとリンクしてきてタイムスリップしたりと

いかにも劇画風のストーリーですが、テンポはあるし かなり笑える演出に退屈感はゼロでした。

ラストには思わずホロリときちゃいそうなシーンもあったりで、上演時間1時間40分 まさしくノンストップトレインっていう感じです。

イケメンくんはもちろんですが、2人の女優さん小野麻亜矢、長谷川愛ちゃんが良かったですねぇ!!

カーテンコールでいきなりの歌とダンス。 観客は手拍子で盛り上がってました~。。
ジャニーズ系のコンサートってノリでしたwww

池田屋コント

池田屋コント

劇団Spookies

SPACE107(東京都)

2010/12/15 (水) ~ 2010/12/19 (日)公演終了

満足度★★★

時代劇コメディ
新撰組の近藤勇役の団長と宮部鼎蔵と本物がタイムスリップして入れ替わってしまうというストーリーです。

前回公演の新・八犬伝も出演キャストが多かったですが、この作品も多いですねぇ!!!

実に32人です。

その分 劇中劇なんですが、どっちがホントのお芝居って錯覚してしまうような迫力はありました。

殺陣やダンスもあり 多人数の分だけ迫力はありましたが・・

個人的には、タイムスリップした幕末の雰囲気の方が好きかなぁ。前作の「新・八犬伝」がわりとシリアス、その前の「ヒーローズー」がシュールなコメディ、 これはわざとMIXしたような作品なんでしょうねぇ・・。

作・演の小坂さん色々と考えているのだと思いますが、もうすこしじっくりとしたねのを観てみたいなぁ~なんて・・・まあ、あくまで主観なんですが・・ 

小さな恋のエロジー

小さな恋のエロジー

毛皮族

駅前劇場(東京都)

2010/12/10 (金) ~ 2010/12/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

期待通り、いゃ、それ以上
いやぁ~、待ってました!! っていう感じです。 

毛皮族の10周年記念公演 フライヤーを見ただけでも はじけてそうな臭いがプンプンです。

毛皮族としては2009年の『社会はすけべい』以来1年ぶりになりますが、ことしは江本純子くんは、3月の『農業少女』 7月の劇団・江本純子『婦人口論』 10月のアトリエヘリコプターでの『映像会』と よく観てました。

チケットにX列って書いてあったので自由席?と思っていたんですが、最前列の桟敷席でした。

そして、座布団の上には「使い捨てレインコート」 ???

去年も本物の雨のシーンがあったので、また水? って思っていたんですが・・・
今年は紙と泡の猛吹雪!!
やっぱり、凄いぞ!! 毛皮族~   もう最高ーー

ストーリーがどうのって感じじゃなく、あのエロさ、パワー、お下品さ ハマる人にはたまりません。

2時間20分いったい次は何をするのか 目が釘付け状態でした~。。

エンディングにはやっばり出ました偽KARA & ジュンリー のパフォーマンス

お決まりのニプレスは劇中から何度も登場するわ、はちゃめちゃな感じでしたが、圧巻はラストの

猛吹雪の中での壮絶なガンアクション 桟敷席は大変でした!!

もう誰がなんだかわからない状況でしたが、駅前劇場でここまでやるか!? が毛皮族っぽさ100%です。

とにかく ホントばかばかしいけど 何もかも忘れて楽しめる ザッツ・エンターテイメントでした!!!

イメチェン~服従するは我にあり~

イメチェン~服従するは我にあり~

猫のホテル

ザ・スズナリ(東京都)

2010/12/16 (木) ~ 2010/12/29 (水)公演終了

満足度★★★★

待ちに待った猫ホテ!
いやぁ、待ちに待った猫ホテでした。 というのも*papasan*まだ、猫ホテの本公演を観たことがなかったんです。

昭和の高度成長期前の新潟の土建屋ストーリーでした。まるで田●角●みたいな感じですねぇ・・

新潟の土建屋から政治の世界に進出してゆき、そしてラストには・・

全体的には芯のある作品なんだけど、それは猫ホテ、いたるところに笑いがありました。

開演前に最前列にはタオルが配られて・・なにやら派手な演出かと思うと・・・・ 幕開けから雨ザーザーのシーン。

狭いスズナリの舞台を目一杯使った演出でした。

全員がどこでも主役をはれるくらいの豪華なキャストは、登場するだけでワクワクしちゃいます。

もっと劇団の公演をやってくれるといいのだ゛けど・・・ アンケートにもそう書きました。

まじ、面白かった~!!!

「しがらみの向こうに」

「しがらみの向こうに」

RISU PRODUCE

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2010/12/17 (金) ~ 2010/12/17 (金)公演終了

満足度★★★★★

市川公演に行ってきました
*papasan*にとってRISU PROは2作目です。4月の『やすしくんへ』以来ですが、待ち遠しかった作品でした。

東京近郊ではこの日1日だけの公演だったので逃すと大変でした。

会場はかなりキャパのあるホール、この公演の主催はNPO法人 市川子ども文化ステーションだったので、会場には、いつもの下北沢などと違って、子供連れ、ご家族の姿がとっても多かったです。

中には、最前列で飽きちゃった子供などいて、ほんわかしたムードでした。

個性あるキャストたちが演じる元祖「オレオレ詐欺」を考案したとする裏の会社の物語。

前半は笑いもかなりあってタテンポよく進んでいきます。

いゃあ重さんの 都部長 めっちゃ可笑しかった~!! でもみょうに優しいところがあったて、そのキャラも好きです。

浜谷氏の元山社長も悪~い感じが良かった~。

すべてのキャストが犯罪者なんだけど、でも根は優しい面々なんですよねぇ。

ただそれぞれが色々なしがらみの中、生きる事に精一杯な生活感が松本匠氏のメッセージなんでしょう。

たまたま、金のために集まった人間なのだけど、一緒にいることによって仲間意識、思いやりなどが表現されていて、ただの裏社会物とは違います。

中盤からラストへは息苦しさをも感じるほどの熱い、そして胸締め付けられる 展開が待っていました。

「悪いことをすれば、必ずそれなりの報いがくる」 このあたりが子供に対しても伝えるための公演だったのかねしれませんね。


SHINOBU’s Brain in the soup  weekly 4 溺れる金魚

SHINOBU’s Brain in the soup  weekly 4 溺れる金魚

アヴァンセ プロデュース

シアター711(東京都)

2010/12/23 (木) ~ 2010/12/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

イヴにこういうのも
いいかもしれません。

両親とも医療関係者、のどかな遊園地で6歳の子供がさらわれた。
警察も捜査を始めるが犯人からの連絡は一切ない・・
進展がないまま、誘拐された家族の特殊な事情、捜査する刑事部長の過去の事件。
いくつかのシチュエーションがやがてひとつに繋がっゆく、そして予想外の結末に

文章に書くとサスペンス風のドラマっぽいですが、確かに後半は手に汗握る展開に引きこまれますが、作・演の阪上忍くんは、ドラマ性よりも、それぞれのキャストの内面を掘り下げます。

ラストの銃声は予想できたけど、誰を撃ったのかは観る人の感覚によって答えは違います。

キャストの皆さん素晴らしい演技で(ほんとみんなよかったです!!) 、笑いは無しのガチストレート、クリスマスイヴではありましたが、良い作品に出会えました。

玉手みずきちゃん、いつもはカムカムでしか見たことないんですが、良かったっす!!

金魚は自分の死が近づくと、自ら溺れてしまうという。だけど自分は最後まで必死にもがいて、あがいて生きていたいと思う 
というセリフ ゾクゾクきました!

だぶん意識的なんだろうけど、薄暗い照明も坂上作品の独特な雰囲気だったし、カーテンコールなしの終わり方もこの作品に関しては納得の感じでした。

姫子と7人のマモル

姫子と7人のマモル

ネルケプランニング

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2010/12/18 (土) ~ 2010/12/26 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱりイケメンくんは
かっこいいー!!ッスね。
このところイケメンくん舞台よく行く*papasan*ですが・・

今回は平田敦子さんが 7人のイケメンを従える姫 ということで興味ありでしたが、作・演も拙者ムニエルの村上大樹くん、キャストにも加藤啓くんなど小劇場派としてはおもしろいキャスティングでした。

いつものようにスペース・ゼロの大半は女子~!!

圧倒的アウェー状態でしたが、ストーリーも面白かったし、姫子が愛用していたもの
(時計・財布・ビニ傘・口紅・絵本の主人公・ストラップ)を7人のイケメン・マモルが演じるという演出も面白かったです。

歌ありダンスありの2時間20分、アフターイベントもいれると2時間40分 楽しいステージでした。
特に、KARA、少女時代 遠い席からは本物の女性かと思うくらいの かわゆす~ な感じでした。

全体的にコメディなんだけどおとぎ話のようなファンタジー クリスマスにはぴったりの作品でした。

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