満足度★★★★
ストイックなお芝居でした
*papasan* のお気に入りの浜谷康幸くんと田崎那奈ちゃんが揃って客演しているということで行ってきました。
この二人は獏天の「無血」でも一緒の舞台を観てきましたが・・
なんも予備知識なしでいったんでず、いやいや 良かったです。
血のつながりのない”兄弟”八朗と翔太が次第に成長してゆき、ボクシングの世界チャンピオンになって見返してやろうと必至に生きてゆこうとする生き様に感動です。
誰かを守ろうとするこが、いかに難しい事なのかをテーマにしているようでした。
切なくも哀しい、だけど懸命に前を向いて生きようとする姿勢がダイレクトに伝わってきました。
この兄弟を幼少期、少年期、そして今と3組の役者さんが演じるんですが、オーバーラップしたり、時にはクロスオーバーしていく演出も映像的でかっこよかったです。
中盤からスポーツ(ロッキーを彷彿されられました) そしてミステリーの要素も入ってきてサービス精神たっぷりのお芝居ではないでしょうか。
エンディングの試合のシーンがいるのかどうかは観る人によって様々だと思いますが、僕はハマリました。