元超能力少年
元東京バンビ
中野スタジオあくとれ(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/15 (金) 19:30
価格3,000円
なんというくだらなさ、馬鹿馬鹿しさ。中学生どころか小学生レベルの下ネタ。
すがすがしい。
こんな面白さも演劇にはあるのだということを再認識。
そして役者さんが皆、芝居が上手い。スキルの無駄遣い。なんと贅沢なことか。
リアル女子大生の渡辺茉生さんが可愛かった
「えっ!ミュージカル?」
演劇ユニットCorneliusCockBlue(s)
調布市せんがわ劇場(東京都)
2017/12/06 (水) ~ 2017/12/10 (日)公演終了
鑑賞日2017/12/09 (土) 14:00
価格3,800円
ミュージカルとは何か?を世に問うかと思いきや、とりあえず楽しいことをしようという作品。やっていて楽しいということはよくわかりました。観客の涙を誘うより笑わせることのほうが数倍難しい、ということは本当によくわかります。
港町ベルナールの奇妙な住人
劇団PIS★TOL(ゲキダンピストル)
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了
鑑賞日2017/12/03 (日) 17:00
価格4,000円
若い役者さんが中心で、新鮮さがあります。
話の内容はファンタジー要素が強く、設定を追うのがやや難しかったです。そのためか、各登場人物の行動の動機や思惑がはっきりしなかったのが残念です。対立や葛藤がもう少しわかりやすく描かれていたほうが良いかと思いました
ノスタルジアの贖罪
空想嬉劇団イナヅマコネコ
上野ストアハウス(東京都)
2017/10/18 (水) ~ 2017/10/23 (月)公演終了
実演鑑賞
鑑賞日2017/10/20 (金) 19:00
価格3,900円
シリアス度合いが多め。設定が少々難しく伏線が散りばめられているので複数回観たほうがよいと思う
仏の顔も三度までと言いますが、それはあくまで仏の場合ですので 鰹&栄螺
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/15 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/13 (金) 14:00
価格4,000円
「鰹」を観劇。2013年の公演も観ているが、普遍的な面白さがある。
不謹慎さは若干減ったように思えるが、これでも一般的には十分過激なのであろう。
天狗の芝居が良かった
プロレス超初心者ですが未来を託されました
コルバタ
萬劇場(東京都)
2017/09/27 (水) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/28 (木)
価格3,800円
もとより、演劇とプロレスは親和性が高いと常々思っていたが、本作を観てやはりそうであったかと確認。その場の状況に応じて動くことができるレスラーは役者スキルが要求され、プロレスラーが役者になるという例はこれまでもよく見られた。が、本作主役の志田光氏は逆のパターンで珍しい。元々は役者なので、しっかりした演技がされている。
オーソドックスでソツなく上手くまとめられた台本、演出が良かった。
LOVEマシーン2017
宇宙論☆講座
ラ・グロット(東京都)
2017/09/22 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/22 (金) 20:00
価格0円
相変わらずの虚実ないまぜ、ではなく虚ばっかりの宇宙論★講座。その天才的で人を喰ったような作風は健在。直球の恋愛劇というのも勿論ウソ。だがドラマ作りの本質的な部分には心の琴線に触れる何かがあるというのが魅力である。照れ隠しをせず、それを素直に出して来たら末恐ろしいと思うが、今後もずっと照れ隠しを続けるのだろうな…
最愛の慈泣き
TYPES - タイプス -
studio applause (スタジオアプローズ)(東京都)
2017/09/20 (水) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
鑑賞日2017/09/21 (木) 19:00
価格3,500円
色々と予想外の展開。作風や演技が単純なカテゴリーに収まらず、かなり冒険的な作品である。そして後半は主張が直球であった。
花嫁は雨の旋律
ILLUMINUS
ザ・ポケット(東京都)
2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
鑑賞日2017/08/18 (金) 19:00
座席K列8番
価格4,800円
チーム♭を観劇。
人生やり直したいとは誰もが一度は思うことであろう。しかし自分の人生は必ずしも自分のものだけではなく、他の人の人生の一部にもなっていて、そこに対する責任も引き受けねばならない、ということなのだろう。
「まついゆか」さん、良い役でした
秋心SUMMER
宰団紡人企画
ザムザ阿佐谷(東京都)
2017/08/17 (木) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
鑑賞日2017/08/17 (木) 19:00
価格3,500円
死と生、聖と俗とは隣り合わせ。そうした二面性があるのが人生というもので、それについては誰もとやかく言えないものなのであろう。
元は高校演劇だったとのことだが、非常に素直な作品。演出の蒼木鞠子氏、舞台演出は初であるが堂々としたものである。なおかつ女優としての鞠子氏については、今まで見たことのない新しい芸風を見せてもらった。
おんわたし
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/07/16 (日) 14:00
価格3,500円
再再演ということもあり、安定したクオリティ。台本がよくできており、芝居全体として丁寧な作りであった。演技も自然で、方言を含む会話でここまで出来たのは良かったと思う(沖縄の言葉がわからないので、本当に自然だったどうかはわからない)。
ただ、終わり方は何となく終わった、という感じであった。
イシュタル~女達の饗宴~
劇団熱血天使
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2017/07/13 (木) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
価格3,800円
三部に分かれており、”女”を中心に据えるという共通項を除けば全く異る作品群。プラス、開演前パフォーマンスも有り、ボリューム満点。
役者の他にダンサーやミュージシャンも、そのスキルを遺憾なく発揮している。
会場である絵空箱の使い方は勉強になった
孤独の観察
シアターノーチラス
OFF OFFシアター(東京都)
2017/07/12 (水) ~ 2017/07/16 (日)公演終了
鑑賞日2017/07/13 (木) 19:30
価格2,700円
同調圧力や無自覚の攻撃が人を傷つけるという、人間の残忍性の本質を描く作品。
テーマや問題に真摯に向き合う姿勢が良いと感じた。
本当はもう少しメリハリがあったほうが観易くなるのだけど、話の展開上、致し方なし。
幻月パーライティーナ
salty rock
明石スタジオ(東京都)
2017/06/29 (木) ~ 2017/07/02 (日)公演終了
鑑賞日2017/07/01 (土) 18:00
価格2,800円
本日二本目、高円寺・明石スタジオにてsaltyrock『幻月パーライティーナ』観劇。いかにも小劇場演劇という感じに懐かしさすらおぼえる。
過去を後悔しているのは自分だけではないと知っても、尚も自分を許せないのが人間なのか。思いやりと傲慢は紙一重といったところであろう。
前回の私の公演に出て頂いた、まついゆかさんは安定の好演
たからモノ
おきあがりこぼし芸術祭
座・高円寺2(東京都)
2017/06/30 (金) ~ 2017/07/02 (日)公演終了
鑑賞日2017/07/01 (土)
価格4,500円
特攻兵器である人間魚雷"回天"を題材に、現在の平和は彼等の犠牲の上に成り立っているというオーソドックスなテーマ。舞台の作りもオーソドックスで無難な内容であった。
メインストーリーとサイドストーリーの繋りがよくわからず、もっと明確であったほうがいいのではないかと思った。
あとは戦後70年を経た今、何を問うかである。語り尽くされた話ではなく、今この時代のこの状況だからこそ言うべきことがあるのではないだろうか。とはいえ、説教くさくなっては面白くなくなってしまうが。
役者さんたちはよくやっていたが、絶叫セリフが多い演出。ここぞという時にだけ絶叫してもらうほうが私の好み。声が枯れてしまっている役者さんがいて、どうしたものかなと思ってしまった
おうちにかえる・オブ・ザ・デッド
サムゴーギャットモンテイプ
RAFT(東京都)
2017/06/21 (水) ~ 2017/06/25 (日)公演終了
鑑賞日2017/06/25 (日) 13:00
とても奇妙なテイストで、笑っていいんだか悪いんだかわからんという、当惑させられる作品。構成は面白いし、役者さん達の演技は良かった。ただ、非現実的な設定にリアリティを持たせるには、もう少し工夫が必要であったと思う。
総じて役者陣は良かった。カンボさんはいつも通りの役柄だったので、別パターンも見てみたい。五十里さんのおばはん具合がリアル。杏さんはいかにもヤバい人という感じで良かった。
君の死に方、私の生き方
コルバタ
新宿スターフィールド(東京都)
2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了
鑑賞日2017/05/24 (水) 19:00
価格3,500円
若い感性で作られた作品で、リアリティよりファンタジーに重点が置かれた作品。ここは好みが分かれるところであろう。残念なのは、説明的なセリフで直ぐに話を収束させてしまうところ。感情が切れて次に繋がらず、盛り上がりに欠けてしまうのが惜しい。
あと、プロレスをやるなら何らかの理由付けが必要(ここは説明不足)。前世が…というだけでは足りず、せめて余興という設定にするとか。また、せっかくレスラーが本物なのだから、リングアナとレフェリーにはもっと練習してリアリティを増して欲しい
『死なない男は棺桶で二度寝する』 &『オハヨウ夢見モグラ』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/05/11 (木) 19:30
価格3,800円
「死なない男は棺桶で二度寝する」観劇。最初はハチャメチャな要素を提示し、それを情感豊かに回収する様は見事と言うほかない。R18の回を観たが、ウエットなシーンが多いので、通常回よりもむしろバランスが取れて良かったかもしれない。全員上手い役者さんだが、主役の吉田氏はさすがに随一の芝居であった
『死なない男は棺桶で二度寝する』 &『オハヨウ夢見モグラ』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/05/03 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/05/10 (水) 19:30
価格3,800円
「オハヨウ夢見モグラ」観劇。
短編集だが一本一本が濃いので何本もの名作を観たような印象。無理なく笑わせ、無理なく切ない気持ちにさせられる。短い尺でこれだけ感情がゆさぶられるのが天才・吹原氏の真骨頂である。
SENSE OF LOSS
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2017/04/27 (木) ~ 2017/05/01 (月)公演終了
鑑賞日2017/04/30 (日) 15:00
価格3,500円
初見の劇団さんです。まず、65回目の公演という数字に驚きました。年2回ペースのようですので、30年以上続いているということでしょうか。それだけでも凄いことです。
内容としては親子の情に関するもので、良い話ではあります。
気になった点としては、説明をセリフに頼り過ぎていることと、役に軽重の差があることです。特にシスターの二人には何のエピソードも無く、ただ居ただけという印象になってしまったのが残念です。巻き舌にも特に理由は無かったようですし・・・