鑑賞日2017/07/01 (土)
価格4,500円
特攻兵器である人間魚雷"回天"を題材に、現在の平和は彼等の犠牲の上に成り立っているというオーソドックスなテーマ。舞台の作りもオーソドックスで無難な内容であった。
メインストーリーとサイドストーリーの繋りがよくわからず、もっと明確であったほうがいいのではないかと思った。
あとは戦後70年を経た今、何を問うかである。語り尽くされた話ではなく、今この時代のこの状況だからこそ言うべきことがあるのではないだろうか。とはいえ、説教くさくなっては面白くなくなってしまうが。
役者さんたちはよくやっていたが、絶叫セリフが多い演出。ここぞという時にだけ絶叫してもらうほうが私の好み。声が枯れてしまっている役者さんがいて、どうしたものかなと思ってしまった