1
一九一一年【ご来場ありがとうございました!】
劇団チョコレートケーキ
史実や舞台上に広がる物語だけでなく、過去や未来、言葉にならない想いまで、魅せてくれる重厚な作品でした。対面式の客席は、落ちつかないので苦手だが、舞台を四方から囲む客席の外側も、舞台として活用したのも、とても効果的でした。重めな題材だが、観劇後は充足感で、満たされました。『裁きの日』も、とても良かったのです。私的には、両作品共アワード入りだが、1劇団1作品と絞らせていただきました。
2
カルナバリート伯爵の約束
メガバックスコレクション
滝一也さんの作・演出も素晴らしく、こだわりの美術と、子役からベテランまで、実力派の役者さんが揃っているので、大好きです。昨年は、4作品も観劇できて幸せと思えるほど、ハートフルな作風です。繊細な心理描写も魅力で、私的には、4作品共アワード入りだが、1劇団1作品と絞らせていただきました。
3
ネズミ狩り
劇団チャリT企画
大笑いしたけど、それ以上に深く考えさせられるが、温かみもある社会派作品でした。
4
グラデーションの夜 《群青の夜》 《黒の夜》 《桃色の夜》
KAKUTA
原作があるだけに、難しい事もあると思うのですが、朗読と桑原裕子さんの作演出のオリジナル、芝居との融合、そして映像と音楽・歌と、たっぷり堪能できました。役者さん方も素晴らしかったです。『ひとよ』も愛に溢れる作品で、良かったです。
5
髪結う時 【無事終演致しました!ありがとうございました!】
TOKYOハンバーグ
切ないけど、優しさと愛に溢れる素敵な作品でした。本・演出・役者さん・制作さん・全て満足です。『百光年の詩』いつもと違う魅力が光っていて、良かったです。
6
天守物語
少年社中
妖しくも美しい夢幻世界の物語だが、苦しい現実世界への、力強いメッセージが素晴らしかったです。
7
ソウル市民五部作連続上演
青年団
全ての書き込みしてませんが、5作品観ました。ドキュメンタリーより、感慨深かった作品でした。演劇の意味と価値を痛感しました。又いつの日か再演して欲しいと、強く思いました。
8
雨と猫といくつかの嘘.
青☆組
嘘という名の優しさを、あらためて感じました。離れていても、繋がっていける温もりと優しさもあり、満足な毎日でなくても、明日に繋がると思えました。やはり吉田小夏さんの優しい作風は、魅力です『パール食堂のマリア』もとても、良かったです。
9
廃墟
時間堂
戦争がテーマでありながら、どんな問題とも重なる想いや現実が見え、今を見つめ直す重厚な物語を、繊細さと鋭い表現で魅せられました。
10
ハッピー!!―夢ヲ見ルマデハ眠レヌ森ノ惨メナ神様―
おぼんろ
秀逸なキャストと、窓の外に雨が降る演出も、素敵でした。逃れられない運命に立ち向かい、幸せをつかもうとする姿が、良かったです。『狼少年ニ星屑ヲ』も素敵でした。月一公演の『BSS』再開したら、又観ようかな?